サプリは飲めば飲むほど、効き目アリ?


ダイエットや健康維持など、体にいいものとして気軽に利用されているサプリメントですが、取り過ぎても問題はないのでしょうか?



サプリメントは食品として扱われていますが、成分が凝縮されたものなので、たくさん取り過ぎるとさまざまな弊害を生じる可能性があります。



例えば、ビタミンAを大量に摂取すると、下痢などの食中毒症状や皮膚炎などを起こすことがあります。



特に妊婦の場合は、肢体の不自由な子どもが生まれるリスクが高くなるとも言われています。



厚生労働省ではこうした健康被害を防ぐために、表示基準を定めた保健機能食品制度を設けたり、日本人の食事摂取基準を示すなど、過剰症防止に取り組んでいます。



参考に、一部を抜粋して紹介します。



●ビタミンAの摂取基準は、成人男女で3,000μgRE/日。

過剰症の主な症状は、頭痛、顔面紅潮、皮膚の乾燥、筋肉痛、食欲不振、倦怠(けんたい)感、催奇形性。



●ビタミンDの摂取基準は、成人男女で50μg/日。

過剰症の主な症状は、骨が脆(もろ)くなる、食欲不振、吐き気、頭痛、皮膚のかゆみ、高カルシウム血症。



※単位のμgは、1マイクログラム。1,000分の1ミリグラムのことです。



●ビタミンEの摂取基準は、成人男性で800mg/日、成人女性18〜29歳は600mg/日、30〜49歳は700mg/日。

過剰症の主な症状は、血液凝固障害。



●ビタミンB6の摂取基準は、成人男女で60mg/日。

過剰症の主な症状は、末梢(まっしょう)神経障害、知覚神経障害、精子数の減少。



このほか、葉酸を摂(と)り過ぎると、亜鉛の吸収を阻害したり、ナイアシンを摂(と)り過ぎると、下痢や便秘、肝機能障害などを起こす可能性もあります。



水溶性ビタミンは過剰に摂(と)っても体外に排出されてしまいますが、排出するために体に負荷がかかるので、下痢や腹痛を起こすこともあるようです。



不安な点や、よく知りたいことがあれば、サプリメント会社の相談室に問い合わせてみてください。



体質や体調、また、食生活にあわせて、何が必要なのか、一日どれくらい飲めばいいのか。適切な摂取方法をアドバイスしてくれます。



(ビューティ&ダイエット編集部)