ガラタサライのサポーターがMFヴェスレイ・スナイデルを歓迎した。プライベート機でイスタンブールに到着したスナイデルを迎えようと、アタテュルク空港に押し寄せたのは数百名のサポーター。その多くが、すでに背番号14のユニフォームを着ていた。スナイデルのデビューは27日のベジクタシュ戦になると見られる。

一方、スナイデルに決断をうながし、750万ユーロ(約9億円)で同選手を放出したインテルのマッシモ・モラッティ会長は21日、「スナイデルの件が決着したことにとても満足している。ヴェスも満足していると思うよ。彼への愛情は変わらないし、我々とともにいたことを誇りに思う」と語った。

「会長がとても礼儀正しかったガラタサライに賛辞を送りたい」とも述べたモラッティ会長は、メルカートについて「パウリーニョは興味深い選手だが、非常にコストがかかる」とコメント。次のように続けている。

「昨日の試合(ローマ戦)のインテルは良かった。(マルコ・)リヴァヤは非常に良かったね。スナイデル売却で得た資金をすぐに補強に? そうだね。チャンスがあれば。だが、注意深くプランする必要がある。パウリーニョのような選手は常に役立つが、我々はコストにも気を払わなければいけないんだ。ほかの補強もあり得るが、その価値があるかどうか次第だ。イタリアではすべてコストがかかるようだからね。とにかく、チャンピオンズリーグ争いについては、チームを信頼している」

「昨日の試合はうまくいった。リヴァヤと(フレディ・)グアリンのパフォーマンスには非常に満足しているよ。スクデット? その話は君らメディアにしてもらおう。我々は試合ごとに戦っていく」