長い間噂されていたジェームス・ブラウンの伝記映画が本格的な製作に突入し、キャスティングが始まったようだ。...とは言えまだまだ初期段階のようで、当初出演が噂されていたウェズリー・スナイプスやエディ・マーフィーなどについても未定、プロデューサーのブライアン・グレイザーも「じっくりと最適な俳優を選んでゆくつもりだ。どんな作品もちゃんと時間をかけて作られるものさ」と話している。



彼が<Rolling Stone>に話したところによると、12年近く映画化の権利を所有していたが、ブラウンの死後に楽曲の権利問題などが複雑化したため、実際に製作に取り掛かるまで時間を要したのだとか。なお、これまでにも様々な作品を手掛けてきたグレイザーだが、今作だけではなく他にもこれまでも構想だけに数年、十何年も掛けた作品はたくさんあるらしい。

さらに、今回の映画にはミック・ジャガーも製作に1枚噛んでおり、グレイザーとともにじっくりと水面下で構想を固めていたのだという。そしてようやく機は熟し、満を持しての製作開始に至ったというわけだ。その内容についてグレイザーは、「(ジェームス・ブラウンの)30代の後半を中心に描くつもりだが、彼の恵まれなかった幼少の頃にもスポットをあてたい。虐待や暴力の中で成長していった過程や、その後のスターダム、そして数々の犯罪歴なども、隠すこと無く全て作品にしようと思っている。そして生前のブラウン本人もそのことに同意していたんだ」と話している。黒人音楽文化を象徴する存在であり、ソウルのゴッドファーザーと呼ばれるジェームス・ブラウン。その姿をリアルに演じることの出来る俳優はそうそういない。映画の内容ももちろんだが、主役の配役は極めて重要。失敗の許されないキャスティングとあって非常に気になるところだ。続報を待とう。