MACDは最強のオシレーター系なのか!? 日経平均と新日鉄住金(5401)で確認するぜの巻

オシレーター系テクニカル指標のお勉強もいよいよ佳境に! 今回から、オシレーター系最強と評されるMACD編がスタート。これのどこがすごいのかはおいおい述べていくにして、まずはそのネーミングに注目。MACDは4つの英単語の略称なのだが、実はこの名前自体、今まで習ってきた内容のおさらいになっているのだ!

<チャートの愚かモノの過去記事でっせ>

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登場人物

福永博之さん

テクニカル分析の第一人者。さまざまな投資情報を提供するサイト「アイトラスト」を運営するインベストラスト代表取締役でもある。『めちゃくちゃ売れてるマネー誌 ZAiが作った「株」チャートらくらく航海術』『FX一目均衡表ベーシックマスターブック』(弊社刊)など著作多数。インベストラストが提供するアイチャートでもストキャスティクスが表示可能。通常の売買シグナルよりも早く投資タイミングを知らせてくれる注意喚起シグナルという便利な機能まで備えている。

ハラダ

チャートの(チャートも)愚かモノ。株など投資関連の編集に携わって10数年だが損してばかり。今回もストキャスのサインを見誤り、新年を迎えても上昇を継続している日本株に乗り遅れた。「それもこれも福永センセイが早く教えてくれなかったからじゃーん。ああ、こうしている間にも儲けドキを逃しているような気がするじゃーん」。まずは、そのムダに焦る性格を直せって。

トレンド発生中でもダマシが少ないオシレーター系指標がある

 センセイ、この連載って、相場の上昇に置いてけぼりにされてるじゃーん! 一刻も早く、前回(第27回)の最後にちょろっと紹介した、上昇相場にも強いオシレーター系指標を教えてくださいよ〜ん!

 もちろんです。その名もMACD、トレンドを加味したうえで売られすぎ、買われすぎを判定できる優れもモノのオシレーター系指標です。

 マックのDって、マクドナルドの略でつか? ひょっとして、為替相場で用いるビッグマック指数の親戚みたいやヤツ?(←チャートのキホンも知らないくせに妙な知識だけは豊富なんだな)

 全然違います! MACDは「Moving Average Convergence and Divergence」の略で、日本語では「移動平均収束拡散指標」などと訳されます。

 ひえ〜、難しそうやねえ……オレ、英語は苦手なんだよなー。あと、中国語もフランス語もドイツ語も韓国語もタガログ語もスワヒリ語もアルメニア語もイタリア語も苦手なんだが。

 日本語だって苦手のくせに。そんなことはいいから、英文を素直に読んでみてくださいよ。

 うーむ……むーびんぐ あべれーじ こんばーじぇんす あんど だいばーじぇんす……あれ? どっかで聞いたような単語ばかりだなあ。

 それもそのはず、Moving Averageは移動平均のこと。連載の初期の頃(第4回「そもそも移動平均線って何なのよ?の巻」など)で習いましたよね?

 おー、移動平均線ねえ、懐かしいなあ。あの頃のオレはまだ若かったなあ(←1年も経ってないだろ)

 で、その次のコンバージェンスとダイバージェンスはオシレーター系指標の最初の頃(第21回「オリエンタルランド(4661)はまだ「買い」なのか?「コンバージェンス」をコンバースを売るエー・ビー・シーマート(2670)で検証だ!の巻)で出てきましたよね。

 ひょえ〜っ、知らんかった〜! ん? ってことはMACDは移動平均線分析の一種ってことなの?

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