大人になるとある程度の知識を持っていないと恥ずかしい思いをすることがあります。

では、社会人なら身につけておくべき教養、あるいは自分自身が身につけたいと思っている知識とは、どんなことなのでしょうか? それは年代による違いがあるものでしょうか? 20~50代の社会人500人に聞いてみました。

・敬語の使い方……35.6%・一般常識……35.4%・ビジネスマナー……14.0%・漢字の読み書き……4.2%・食事マナー(箸の持ち方など)……3.4%・政治・経済全般……2.0%・日本の歴史や地理……1.4%・メディアリテラシー……1.4%・その他……2.6%(上記の選択肢から回答)【年代別】■20代(281人):1位「敬語の使い方」(35%)、「一般常識」(35%)、3位「ビジネスマナー」(16%)■30代(150人):1位「一般常識」(38%)、2位「敬語の使い方」(35%)、3位「ビジネスマナー」(11%)■40代(44人):1位「敬語の使い方」(39%)、2位「一般常識」(36%)、3位「ビジネスマナー」(2%)■50代以上(25人):1位「敬語の使い方」(36%)、2位「一般常識」(24%)、3位「ビジネスマナー」(16%) どの年代も、「敬語の使い方」と「一般常識」がほぼ同率1位、それに「ビジネスマナー」が続きました。

4位以下は、20代、30代の若い世代では「漢字の読み書き」「食事マナー(箸の持ち方など)」が続くのに対して、50代以上では、それらよりも「歴史」「政治経済」「メディアリテラシー」が上位に来るという違いが見られました。

上位に上がった「敬語の使い方」「一般常識」を選択した人に、その理由を尋ねてみると……。

・「敬語の使い方が気になります。

使わない職場はないし、仕事相手に使えないと最悪の事態もありえるから」(25歳/男性/電力・ガス・石油)・「ビジネスマナー。

取引先の人と会う時に恥をかくと思うから」(30歳/女性/情報・IT)・「一般常識。

仕事においても信用されにくくなるから」(40歳/男性/機械・精密機器)・「敬語の使い方。

社会人は目上の人との付き合い方が大切だし、そのために敬語は必須だと思う」(50歳以上/男性/電機)上位に入ったものは、普段の生活の中で恥ずかしい思いをするだけでなく、実際の仕事にも支障が出てくると感じている人が多いようです。

ただ、一口に「一般常識」といっても幅広いジャンルのことが含まれるので、何をどこまで知っていればOKという線引きがむずかしいのが悩ましいですね。

・「冠婚葬祭のマナーです。

社会人になって行く機会が増えてきたが、なかなか身につかない」(28歳/男性/電機)・「メールでの文章の作り方と、手紙の文章の作り方の違いが知りたいです」(22歳/女性/マスコミ・広告)・「まわりの人に笑われないように、自分の基本スペックを上げるために一般常識とビジネスマナーと敬語と漢字は最低限身につけたい」(45歳/男性/情報・IT)20代では、敬語やビジネスマナーなど、上の項目で上位にランクインした必須の教養を挙げる人が目立ちました。

20代、30代で他の年代と比べて多かったのはコミュニケーション能力。

50代以上になると歴史を学びたいと思う人が増えています。

なお、年代に関わらず多いのは、英語や中国語などの語学力でした。

20代の69.1%、30代の69.4%、40代の72.8%、そして50代以上でも48%の人が、お金を払ってでも身につけたい教養があると答えています。

学びたいもので圧倒的に多かったのは、英語などの語学。

その他、ビジネスマナーや金融、経済、法律など実務的なもの以外にも、華道や茶道、楽器など趣味に関するものなど幅広く挙げられました。

・「ビジネスマナー。

働き始めてしばらくたつがさっぱり身につかないので」(26歳/女性/団体・公益法人・官公庁)・「対人スキル。

自分との向き合い方。

むずかしいです」(30歳/女性/電力・ガス・石油)・「日本舞踊を習って、所作を美しくしたい」(46歳/女性/アパレル・繊維)・「会社が経営できる経済学、経営学」(50歳以上/男性/電機)若い世代だけでなく、年代が上がってももっと教養を身につけたいと考えている人は多いものなのですね。

知らないと恥ずかしいというだけでなく、いくつになっても学べる何かを身につけることで、自分の人生をより豊かにできるのが「教養」なのかもしれません。

あなたはどんな教養を身につけたいと思いますか?調査期間:2012/12/21〜2013/1/8/アンケート対象:マイナビニュース会員/有効回答数:500人(ウェブログイン式)文/永井祐子(エフスタイル)