朝の親子コミュニケーション「朝育」、実施している主婦は約2割

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ベネッセコーポレーションが発行する生活情報誌「サンキュ!」は、20代から40代の主婦618名を対象に、「朝時間の活用と朝育に関する意識調査」を実施した。

調査日は2012年11月22日。

朝の忙しさの原因を聞いたところ、「掃除・洗濯・洗いものなどの家事に時間がかかる(55.2%)」という回答に続き、「子どもがスムーズに朝食を食べてくれない(48.0%)」、「子どもの支度が遅い、時間がかかる(45.8%)」、「子どもがすぐに起きない(39.6%)」など、子どもに関係する回答が集中した。

「朝、子どもや夫とどんなふうに過ごしたいと思いますか?」という質問に対しては、「機嫌よく支度できるようにしたい(42.9%)」、「言われてから動くのではなく、家族それぞれが自主的に動くようにしたい(38.7%)」、「もっと家族でコミュニケーションを取りたい(33.7%)」と回答。

主婦の多くが、忙しく過ごしている朝の時間を、家族に協力してもらいながら余裕を持って過ごしたいと考えていることが分かり、理想と現実のギャップが色濃く浮かび上がっている。

「自分の家の朝食に関する不安、不満」について質問したところ、「栄養バランスのいいものを作る時間がない(63.5%)」、「栄養がじゅうぶん取れているか不安(48.3%)」など、手早さや効率を追求する思いよりも、しっかり栄養を摂らせて子どもの発育に貢献したい、という”妥協できない親心”が見られた。

「朝の時間を子どものため、あるいは親子のコミュニケーションのために有効に活用する行動や工夫をしていますか?」という質問に対しては、19.9%の主婦が「よくしている/たまにしている」と回答。

そこで、具体的な「朝育」(朝の時間帯を、子どもの学習や親子のコミュニケーションのために活用すること)を聞いたところ、「食べた食器をはこんだり子ども用の包丁でフルーツをきってもらったりしている」など、「自分のことは自分で」家庭や、「新聞をとってこさせる、卵を割る、テーブルをふくなど簡単なことをさせる」などの「朝からお手伝い」家庭、あるいは「幼稚園に行く前に英単語を言わせている」などの「朝からお勉強」家庭など、さまざまなバリエーションがあげられた。

このことから同誌では、「生活習慣づけや子どもの学習などに積極的に活用することで、家族のコミュニケーションを活性化しつつ、自分もちょっと省力化できるという成果が生まれ、その結果朝の満足度が高まる、という『好循環』を生み出そうとする努力が見られる」と分析している。