[其ノ一 株ランキング編]東証1部デイトレ銘柄攻略法とは?
2013年1月からの制度変更で信用取引の回転売買が可能になる。そこで、デイトレに向く銘柄を検証!初心者向きなのは、東証1部銘柄だ!


ソフトバンク、シャープ、DeNAが3大人気。流動性+値動きが◎

デイトレードのことを日本語では「日計り取引」といいますが、松井証券の市場別日計り売買比率は東証1部で24.5%、新興市場で26.4%。売買の4分の1はデイトレということになります。

そんなデイトレをする場合、2つの視点が大切に。

ひとつは流動性。デイトレでは、売買板にたくさんの注文が並んで、好きなときに買ったり売り逃げたりできる板の厚さが必要不可欠です。

もうひとつは値動き。日中、株価が全然動かないと、短期売買は困難。株価変動率の大きさはデイトレの生命線です。

左下の表は、松井証券における東証1部銘柄の信用売買代金ランキング。東証1部銘柄は売買板も厚く出来高も豊富なので、第1条件の流動性の面では最適です。1日の株価変動率は平均2.3%で、第2条件の値動きの面では変動率平均3.5%の新興市場に劣りますが、余裕を持った取引ができるので、デイトレ初心者向きです。

ランキングの1位はソフトバンク、2位シャープ、3位ディー・エヌ・エー。ニュースで取り上げられることも多い、個人に人気の定番デイトレ株です。上位15銘柄中、11銘柄が平均変動率2.3%を超える値動きを示しており、値動きのよさも人気の理由。

変動率は小さいものの大口投資家に人気なのが、変動率1.8%の三菱UFJFGや1.6%の三井住友FG。株価300円台後半の三菱UFJの場合、10万株注文してもまったくビクともしない板の厚さが魅力。1円抜きでも10万株なら10万円の利益ですから、わずかな値動きで大きく儲ける手法に適しています。

そのほか爆騰中のノンバンク株のアイフルや原発関連で注目が集まる関西電力など、旬な銘柄が好んで売買されるのもデイトレ銘柄の特徴です。

ただし、東証1部の場合、「アローヘッド」を使った高速売買の影響で、主だったデイトレ銘柄はアルゴリズムを使ったシステム売買の対象になっています。そのため、テクニカル指標の買いサインでエントリーするなど、かつてのデイトレ勝利の方程式が通用しにくくなっているのも事実です。とはいえ、東証1部銘柄の多くは信用取引でのカラ売りも可能。値動きさえあれば利益を狙える点は魅力です。

超低コストでデイトレし放題。『一日信用取引』をリリース!
信用取引の制度変更でデイトレが何度でも可能になるが、気をつけたいのがコスト。デイトレを繰り返せば、当然その分のコストがかかる。そこで、松井証券では2013年1月に≪デイトレ専用≫の信用取引、『一日信用取引』をリリース。「取引手数料0円、金利0%〜」という究極のコスト体系で個人投資家を強力サポートする!



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窪田朋一郎(TOMOICHIRO KUBOTA)
松井証券 シニアマーケットアナリスト

2001年、松井証券に入社。マーケティング部を経て現職。ネット証券草創期から株式を中心に相場をウオッチし続け、個人投資家の動向にも詳しい。



この記事は「WEBネットマネー2013年2月号」に掲載されたものです。