美文字の最高峰!? 書聖、王羲之の摸本を特別公開!!

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最近話題の美文字、汚文字。直筆を見る機会がなかなかないからこそ、きれいな字を書けると「お!」とイメージアップする今日この頃。メールが多い時代だからこそ、美しい直筆に憧れる女子は多いし、社会人ともなれば、やっぱりお礼状などはキチンと直筆で出してこそ、だよね。

漢字は元々、古く漢民族が作った文字だから、そんな美文字の超お手本ともいうべき、すっごい人の特別展が東京国立博物館 平成館にて開催中の「書聖 王羲之」。「書」っていうと達筆すぎて読めないアレでしょ? なんて心配はしなくても大丈夫! 王羲之の書は、唐の太宗皇帝が「善を尽くし美を尽くした」と絶賛するほどで、実際今見ても「美しい」と思えるし読める字。

コレってすごくない? だって中国4世紀の東晋の時代に活躍した人の字が軽く1700年の時を越えても美しいなんて・・・。でも、生前から人気だったけど死後もなお歴代の皇帝に愛された王羲之の書は、とりわけ唐の太宗皇帝がお気に入りで、書聖とまで言われるようになったのは、
「(唐の)宮中に秘蔵するとともに、国家事業として精巧な摸本を作らせて臣下に下賜し、これを褒め称えたためです。しかし、それによって王羲之の真跡(=直筆)は歴代の皇帝によってことごとく宮中に収集されてしまい、王朝の交代に伴う戦乱などによって大量に失われてしまう結果となったのです」
とのこと。太宗皇帝は、王羲之自身も最高傑作といった「蘭亭序」を昭陵(=太宗皇帝のお墓)に副葬してしまうほどの熱の入れようだったとか。でも、こうやって1000年以上も書が残って大事にされてきているなんて、ある意味ロマンティック!

漢字の奥深さを感じに、是非でかけてみて! そしていつもはメールでのやりとりばかりのばっかりの彼とも、たまには直筆のカードを送りあってみてはいかが? 彼の直筆になにかを感じて、さらに好きになっちゃうかも。