居酒屋「東京十月」ビル地下の空きテナントをアート空間に

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 南青山の骨董通り沿い「小原流会館」の地下に、老舗料理店をリノベーションした居酒屋がある。アッシュ・ペー・フランスがプロデュースし、"数々の文化イベントが開催される10月の東京のようにクリエイティブな場に"という思いから名付けられたという店舗名は「東京十月」。2012年末から新たに、同フロアの空きテナントを活用したアート空間「東京十月 展示室」が開設された。

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 「東京十月」は、アッシュ・ペー・フランス代表取締役の村松孝尚氏が常連客だったという日本料理店「十二段家」の跡地で、2010年10月1日にオープン。純和風の建築様式を生かしてリノベーションされた店内は、朱色と漆黒を基調に中央に水が流れる18人掛けのテーブルが設置され、電球の暖かい光が包み込むモダンな空間が広がっている。インテリアや演出を手がけたのは、フランス出身で日本で活動している照明作家で光のアーティストAnte Vojnovic(アンテ・ヴォジュノヴィック)。ASTIER de VILLATTE(アスティエ・ド・ヴィラット)の食器に盛られた小皿料理とアルゼンチンワインを楽しむことができる。

 アッシュ・ペー・フランスは、2012年5月に"もうひとつの東京十月"として東京スカイツリータウン内の「東京ソラマチ」に土産屋「TOKYO10月H.P.FRANCE」をオープン。ファッションからインテリアまで、国内外のクリエイターらの作品を販売している。新たに12月末からスタートしたのは「東京十月 展示室」。「小原流会館」地下1階の空きテナントを不定期のギャラリーに変え、第一弾としてAnte Vojnovicの作品を展示している。店主の埜田容生氏は、「日本やフランス、アルゼンチンの食やクリエーションが融合した空間を楽しんでもらいたい」と話している。

■居酒屋 東京十月
 住所:東京都港区南青山5-7-17小原流会館B1F
 TEL:03-3409-6077
 営業時間:17:00〜23:00
 定休日:日曜日・祝日
 http://www.tokyo-jugatsu.com/