<ヒューマナ・チャレンジ 3日目◇19日◇PGAウエスト・パーマーコース他>
 米国男子ツアー「ヒューマナ・チャレンジ」の3日目。予選通過のためにはビッグスコアが必要な状況でスタートした石川遼だったが、3バーディ・2ボギーの“71”で1つ伸ばすに留まりトータル3アンダーでフィニッシュ。10アンダーまで伸びたカットラインに遠く及ばず、米ツアー本格参戦初戦は予選落ちとなった。
遼のプレーを1打速報で振り返る
 この2日間パー5で1つもバーディを奪えずにいた石川だが、この日もパー5でつまづいた。1つスコアを伸ばして迎えた4番パー5では、フェアウェイのベストポジションから放ったセカンドがグリーンをオーバーしてブッシュに入るトラブルを招いてしまう。結局アンプレヤブルを選択してここをボギーとすると、8番パー5ではティショットを池に落としボギー。後半のパー5でもバーディを奪えず最後まで苦しんだ。
 苦戦の続いたパッティングはラウンドを消化するごとに上向いたが、スイング改造中のショットに関しては日を追うごとに精度を欠いた。「やりたいことが出来なかった。どうしても前のスイングに戻ってしまう。ほんの数ミリ違うだけで300ヤード先の10メートル、20メートルの差になってしまう」。
 下半身の動きを抑えた新スイングは飛距離と方向性を両立する上に、不安を残す腰への負担を減らすなどの効果も見込めるが、これまでの躍動感のある石川のスイングとは大きく変わるため、まだ再現性が低い。これには「まったく新しいものに取り組んでいるので、練習と試合を繰り返していくしかないと思う」と、長いスパンで習得を目指していく構えだ。
 米ツアー本格参戦初戦は予選落ちとなったが、今大会で得たものも少なくない。「初日のようなショットが出来ればどんなコースでもやれると思う。そのあたりの手ごたえは感じた」。次週は昨年13位タイに入った「ファーマーズ・インシュランス・オープン」。初戦の結果と手ごたえをしっかりと受け止めて、長いシーズンの歩みを進めていく。
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