景気先行指数の回復を背景に注目される世界株式の動き

写真拡大

OECD(経済協力開発機構)が1月14日に発表した2012年11月の世界景気先行指数は、100.2となり、3ヵ月連続で前年同月を上回りました。

OECDは、米国や英国をはじめ、多くの先進国で成長見通しが改善しているとの認識を示したほか、ユーロ圏についても、中核国であるドイツやフランス、イタリアで成長見通しが安定し始めており、ユーロ圏全体の見通しも安定化に向かっていると指摘しました。

加えて、中国とインドについても、経済が持ち直しの方向に転換する時期に達したとの見方を示しています。

実際、米国では、住宅市場の改善が進み、雇用環境も緩やかな回復傾向にあるほか、中国では、生産や製造業の景況感に底打ち・反転の動きがみられています。

加えて、11日にはECB(欧州中央銀行)のドラギ総裁が、欧州地域の景気回復の可能性を指摘しており、世界経済の先行きには明るさが増しているといえそうです。

過去の世界景気先行指数と世界株式の動きをみると(右下図)、騰落の大きさには違いがあるものの、前年同月の変化率では、同じように動く傾向がみられました。

世界景気先行指数は、現状の景気動向に6ヵ月程度先行するとされていることから、実体経済に先行すると考えられる株式の動きと似た動きをしやすいものとみられます。

こうしたことから、今後、世界景気の回復が本格化していくのに伴ない、世界株式市場の上昇は力強さを増していくものと期待されます。

(※上記は過去のものであり、将来を約束するものではありません。

)(2013年1月17日 日興アセットマネジメント作成)●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。

→「楽読」