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調査概要/メルマガとツイッターによる読者投稿から掲載。

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■泣ける心遣い【取引先篇】

・赤字覚悟の修理が大受注に

売り上げ度外視で他社製品の修理をするなど技術協力をさせていただいたところ、それを本社役員が見ていたらしく、本社から大きな仕事をいただきました。(46歳・製造業)

・忘れ物をお知らせしたとき……

複写機の修理に来た業者の人が工具を忘れて帰りました。業者に電話をして忘れ物のことは言わずに「連絡したいことがある」と伝言を残しました。後に忘れ物をした人から「お気遣いありがとうございました」と感謝されました。(60歳・教育機関)

・タバコが商談の決め手に

決裁権限者である重役の吸うタバコを常にポケットに忍ばせておき、タバコが切れたタイミングで渡した。酒席だったので感激され、懸案がスムーズに進んだ。(32歳・製造業)

・おしぼり作戦で猛暑を味方に

今年の夏は特に暑かったのでガチガチに凍らせたおしぼりをお客様にお渡しして喜ばれました。(35歳・飲食業)

・店員のハイセンスな受け答え

ファーストフード店で注文の後「スマイル100万個」とリクエストしたら微笑んでくれた。できる店員だったので商品を渡されたときに「スマイルが足りないよ」と言ってみたら「次回おいでになったときにお渡しします」と返されて降参しました。(52歳・建設業)

・社員総立ちのお出迎え

会社訪問時に社員総立ちで「いらっしゃいませ」と迎えられ、帰るときも同様の見送りを受け、玄関で脱いだ靴が揃えられていたうえに靴べらが添えられていました。(59歳・総合ビルメンテナンス業)

・四つ葉のクローバーを……

退職挨拶などめでたい連絡を受け取ったときは、日頃から採取してある四つ葉のクローバーをハガキに貼って返信し感謝されています。(61歳・自由業)

■泣ける心遣い【社内篇】

・部下の意見は必ず褒める

部下の意見に対してはいったん褒めてからよし悪しを検討することを心がけたところ、活発な意見が出るようになりました。(57歳・役員)

・若手を「優秀な人材」と紹介

若手の部下を優秀な人材と相手先に紹介したところ、当人も評価を落とさぬように頑張り、顧客からも「彼は特別」と目を掛けられるようになりました。(50歳・事務)

・失敗の裏を調べる

部下が失敗したときは、個人的な事情や周囲の状況に原因がないかを必ず調べてから対処しています。(50歳・技術)

・先に帰れる雰囲気づくり

以前は先輩より先に帰れない雰囲気でしたが、自分が意見を言える立場になってからは、仕事が終わった人から帰れるように変えました。(44歳・技術)

・褒めて伸ばす方法

目立たない部下のいいところを気づくたびにメモしておき、部内会議で褒めたところ、本人のやる気が増し、業績がアップしました。(52歳・事務)

・一匹狼が心を開いた瞬間

腕がいいのに気難し屋で嫌われ者の先輩に、無視されても挨拶をし続けました。ある日「これだけ無視してるのに挨拶するなんて、おまえバカか」と言われたので、「親から尊敬する人には無視されても挨拶しなさいと言われています」と答えたら爆笑。以来たくさんの技を教わりました。(47歳・接客業)

・パンと置き手紙

休日出勤したとき、上司も出勤してきて、私の机の上に昼食のパンを置いてくれました。置き手紙には「お疲れさん」のひと言。(29歳・教育機関)

・資料の文字サイズを調整

ベテラン社員が多く参加する会議では資料の文字を大き目にしています。(48歳・役員)

■いらぬお節介

・悪口をわざわざ報告

私とコンビを組んでいる人が陰で悪口を言っていると、パートのおばさんが親切心から教えてくれました。そんなことを耳にしなければ楽しく仕事ができたのに。(47歳・接客業)

・部下からのお中元やお歳暮

部下から「お中元」や「お歳暮」をもらいました。部下からそういうものを欲しがる上司と思われていたのかとがっくり。倍返しして礼状に「以後、気遣いしないように」と書きました。(64歳・コンサルタント)

・恩着せがましい態度に辟易

「あなたのためにやっておきました」と恩着せがましく言われました。一応、ありがとうと答えたもののアピールがすぎます。(72歳・コンサルタント)

・呆れた名前の呼び方

名前を役職付きで呼ばないでほしい。「○○ヴァイスプレジデント」と呼ばれたときは、その徹底ぶりに失笑しました。(42歳・事務)

・食べきれない料理

得意先で昼食をごちそうになったとき、私の大柄な体形を見て、食べきれないほどの料理を用意してくれた。大柄な体形=たくさん食べるわけではありません。(39歳・非鉄金属)

・席を外すタイミングを外す

妙に気を回して、席を外してくれなくていいときに外してくれた。むしろいてほしかったのに。(50歳・サービス業)

・職場で誕生日ケーキ

誕生日に、職場で誕生祝いをしてくれました。午後3時にケーキまで買ってくれて。ちょっと迷惑でした。(38歳・教育)

・膝をついてお茶を出す

訪問先で事務員の方が膝をついて、お茶をおいてくれました。何か後ろめたさを感じてしまいます。(59歳・総合ビルメンテナンス業)

※すべて雑誌掲載当時

(山本信幸=構成)