冬にかかせない、体にも良いみかんを10倍楽しむ方法




みかんは日本の冬の風物詩とも言える果物です。おいしいのはもちろん、「みかんが黄色くなると、医者が青くなる」と言われるほど、体に良いことも大きな魅力です。包丁を使わずに、皮を手でむけば食べられるという手軽さも良いですね。そこで今回は、そんなみかんをもっと楽しむ方法をご紹介したいと思います。和歌山県下津町にある鈴木農園の、鈴木さんにお話をうかがいました。



■みかんの上手な保存方法は?



「みかんは暖かい気温や風にさらされると、酸味が早く抜けてしまい、傷みやすくなります。段ボール箱に入ったみかんを購入したら、できるだけ箱に入れたままで保管し、その日に食べる分だけを箱から出すようにしてください。



みかんの入った箱は、涼しい場所に置いておきます。また、通気性をよくしておくことも大切なポイントです。段ボール箱の口は開けた状態にして、上からふんわりと新聞紙をかけておくと良いでしょう」



■箱に入ったみかんは、時々チェックすること



「気をつけて保存していても、みかんが傷んでしまうことはあります。時々みかんの状態をチェックして、傷んできた果実があれば箱から出しましょう」



その日に食べる分のみかんを取り出すときに、まずはみかんの状態をチェックすると良いですね。そして、傷んでいそうな果実から、先に食べるようにしましょう。



箱入りのみかんを購入した場合、箱の底の方に詰められたみかんは圧迫されていますので、傷んでいる可能性があります。そのため、箱を逆さにして、底から箱を開けるのも一つの方法です。



■みかんの皮も活用しよう



「みかんの皮を水で煮出して、その煮汁を魚焼きグリルに入れて魚を焼くと、焼き魚のにおいが軽減できます。また、魚料理を作った鍋などには、魚のにおいがついてしまいますが、みかんの皮と水を入れて一煮立ちさせると、鍋のにおいをとることができます」



みかんの皮も、このように使えば無駄がありませんね。キッチン用の洗剤には、かんきつ類の皮から抽出した成分が配合されているものが少なくありません。みかんの皮は、食器についた油汚れを落とすのにも役立ちます。



■みかん湯もオススメ



「みかん湯は、冷え性や神経痛などに効果があると言われています。みかん5、6個分の皮をよく洗い、熱湯をかけてから布袋に入れて、湯船に浸して入浴してください。みかんの皮が入った布袋で、優しく体をマッサージすると、より効果が高まります」



みかん湯は美肌効果も期待できるそうですので、お肌の調子が気になる女性には特にオススメ。また、みかんの皮は漢方にも使われていて、捨てるところがない果物なのです。



ところで、皆さんはみかんの皮をどのようにむいていますか? 仕事をしながら素早く味見をするみかん農家では、みかんに親指を差し込んで、二つにパカッと割ってから、実を取り出すそうです。実際にやってみると、確かに簡単で、あっという間に実が取り出せます。試してみる価値アリです。



今、家にみかんがあるという人も多いのではないでしょうか? まずは保存方法をチェックしてみましょう。そして、みかんをおいしく食べたら、皮の活用法もぜひ実践してみてくださいね。



(OFFICE-SANGA 森川ほしの)