向後の7日株!:教育資金の非課税で恩恵!業績変化率大の塾株、値幅調整十分でテクニカル妙味増!(474 X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

東京個別指導学院(4745)が今日の注目銘柄!

政府・自民党は、祖父母が孫に渡す教育資金は贈与税を非課税にする方針です。こうなると、中高校生向け主体の個別指導の直営補習塾を首都圏地盤に全国展開している同社には強烈な追い風が吹くことは必至です。まさに、「国策に売りなし」です。とりわけ、ベネッセHD(9783)傘下で無借金の同社は、ブランド力・好財務の両面で、今回のテーマの中心銘柄と考えてよいでしょう。さらに、株価が低位で個人が手掛け易い点も魅力です。

なお、第2次安倍政権が、11日に閣議決定した、「日本経済再生に向けた緊急経済対策」では、高齢者の資産を若年層に移転させるとともに、教育・人材育成をサポートするため、祖父母からの教育資金の一括贈与について、贈与税を非課税とする措置を創設<税制>することが明記されています。

減税措置は2013年度税制改正で期限つきで実施される見込みです。具体的には、信託銀行などの口座で祖父母の資金を孫の教育資金として管理する場合、1500万円程度を上限に非課税とする案が有力になっているようです。こうなると、通常のコースに補習授業を追加して子供が受講する時間を増やしたり、従来より低学年の段階で入塾させたり、さらには、集団指導よりも、授業料が高額な個別指導など、塾にかける費用が増える公算が大きいと考えるのが自然です。

ちなみに、1月11日、13年2月期第3四半期業績を発表しました。期首では前年の在籍生徒数を下回っていましたが、3月末から9ヶ月連続で前年同月末の在籍生徒数を上回るなど堅調に推移しています。さらに夏期講習会も前年度実績を上回るなど堅調に推移しました。これらのことから13年2月期通期業績予想は、売上高は131.18億円(前期比4.3%増)、営業利益は6.29億円(同81.3%増)、経常利益は6.30億円(同78.5%増)、当期純利益は3.71億円(同179.9%増)と、増収・大幅営業増益見通しです。

なお、同社の株価は、贈与税非課税方針が9日に市場に伝わり、急騰しました。
10日に一時288円まで買われ、昨年来高値を更新しました。8日の終値が169円でしたから、その後の2営業日で119円(70.41%)も急上昇しました。その反動もあり、10日終値は233円と高値から55円(19.10%)も押しました。翌11日にも220円まで下落する場面がありました。しかしながら、ここまでの調整で、9日と10日とで空けた窓(219円〜223円)を埋めたため、値幅調整は十分とみています。
3連休明け15日の始値は234円、高値は247円、安値は228円、終値は242円で、2営業日連続の小陽線です。5日移動平均線(15日現在、220円)との乖離も縮小して、過熱感は解消しています。この点もテクニカル上の強調材料です。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。