中古住宅購入のメリットとデメリットを教えて!

写真拡大

年収が低くても手に入れやすいことで人気のある中古住宅。

でも中古住宅には、思わぬ落とし穴も存在します。

今回は、中古住宅を購入することのメリットとデメリットをご紹介します。

■メリットは、なんといっても安いこと国土交通省の「平成23年度 住宅市場動向調査について」によると、中古住宅の平均費用総額は2136万円。

年収の5倍が住宅購入の基本なので、およそ420万円前後の年収であれば無理なく住宅が購入できるといえます。

■建物部分の固定資産税負担が少ない建物の減価償却は木造で20年、鉄筋造で50年と言われています。

新築に比べると、新築後数年間の減税や免税措置が受けられないデメリットはありますが、それでも長年払い続けなければならないものが、少しでも抑えられるのなら言うことはありません。

■新築なら手の届かない立地条件が手に入る駅から近い、仕事場から近い、買い物場所から近い、最寄りの路線が便利。

新築だと難しい条件でも、中古住宅なら候補に入れることができます。

思い切って高級住宅街に住んでみるという夢も、不可能ではありません。

■耐震・免震基準に足りていない可能性も…一方デメリットとしては、耐震・免震基準に達していない建物が中古物件として扱われている場合もあるということです。

特に昭和57年よりも前の建築物は、耐震基準が足りていないことがほとんどです。

また、平成12年より前のものも、耐震基準を満たしていない場合があります。

平成19年より後のものであれば、安心といえるでしょう。

■住宅ローンが組みにくい&住宅ローン控除が受けにくいまた、中古住宅ローンは、新築の場合に比べて借入期間が制限されていたり、新築の場合にはない各種証明手続きなどを求められる場合があります。

住宅ローン控除においても同様、一定の条件を満たしていない場合には控除が受けにくくなっています。

特に耐震基準については、耐震基準適合証明書を所有権移転後にとった場合には、住宅ローン控除が受けられないようになっています。

購入前に証明書がついているかどうかを、必ず確認しておきましょう。

■建物の劣化が素人目ではわかりづらい水漏れ、ひび割れなら素人でも見分けがつくかもしれませんが、基礎や骨組み、ゆがみなどは、ぱっと目だけではなかなかわかりません。

この点も、中古住宅購入に伴うデメリットとしてあげられます。

■建て替え、建て直しができない場合があるそして、なぜ中古住宅として売られているのか、という理由を探るのも大切です。

建て替えや建て直しができないために、現況をそのままに中古住宅として販売しているケースもあるからです。

建て替えや建て直しができないパターンとしては、用途地域が変更になったため、建て替えや建て直しが法令違反となるためできないといったケースがあります。

また、重機や運搬車が入れないような、路地の細い場所、他人の家が邪魔になり工事ができない場所なども、建て替えができずに中古住宅として販売されるケースがあります。

中古住宅は年収が低くても手に入れられやすく、手軽さが魅力なマイホームですが、それでも一生に一度の買い物であることには変わりありません。

しっかりチェックして、満足の行く物件を探すことが何よりも大切です。