エバーノート担当者が語る、「Evernote」の最新活用アイデア




「外部脳」として注目されている「Evernote」ですが、なかなか使いこなせない人も多いのでは? ビジネスで使うとこんなに便利! というアイデア満載の使い方を、Evernote Japanに解説していただきました。実用例をあげながら、その魅力に迫ってみましょう!



■ところで、「Evernote」って何?



――Evernoteの魅力と言えば、何でしょうか?



「スキャンした紙資料のデータからWebでスクラップした記事、画像や音声データまで、なんでもインターネット上に保存しておくことができます。しかも、パソコンだけでなく、iPhoneやiPad、Android端末など、さまざまな機器からアクセスできるので、どこにいても同じ作業ができるんです」



――なるほど、それは便利ですね。



「保存した情報を検索するのも簡単なんですよ。後からまとめて見返して、『こんなものも保存してあった』、『これとこれを合わせるとこういうアイデアになる』という気づきがあったりするのも魅力です。覚えておきたいことを『忘れてしまう』というストレスも減らせますよ」



■各業界でも活躍する



――アートとEvernoteは一見遠い関係にも見えますが、美術館の館長でEvernoteを使いこなしている方もいらっしゃるようですね。



「仕事柄、世界中を飛び回られているので、航空券や旅の予定、現地の情報など、出張先で必要になる情報を随時保存しているそうです。プレミアム会員ですと、インターネットにつながらない旅先でも、オフラインノートが使えるので、保存した情報をどこにいても確認できます」



――出張や移動の多い人にはいいですね。ほかにオススメの使い方はありますか?



「名刺の管理は便利です。Evernoteアプリを起動して、カメラ機能で名刺の写真を撮影するだけで自動的に保存されます。さらに写真の中の文字検索も可能なので、氏名や会社名の一部で検索すれば、出先でもすぐに確認できるんです」



――会議でもかなり活用できるとか。



「そうですね。Evernoteで録音しながらメモをとり、さらに会議中のホワイトボードの写真も撮って保存しておけば、その場で議事録が完成するので効率的ですよ」



――なんと! 議事録も「紙」の時代を超えましたね。

Android携帯やタブレットとスピーカーをつないで、Evernoteに収録した録音記録を大学の講義に使われている研究者もいるそうですね。



「携帯電話などの録音機能は録音時間に限りがありますが、Evernoteならひとつのノートで100MBまで保存できるので、活用範囲は広いですね。イベントの様子を音声で記録して、それを映像や資料とともに保存しておけるので、無限大の活用価値があります」



■Skitchを使って、仕事のアイデアを膨らませる



――Skitchでアイデアやコンセプトを描いて、打ち合わせなどに活用されているデザイナーもいるようですね。バスタイム中もタブレット端末を離さず、思いついたデザインを即座に書き込まれているようですが。



「Skitchは画像に直接手書きできるアプリで、文字や図形を画面に直接描き込んで、アイデアを記憶として残しておけるので便利ですね」



――Webサイトから画像をクリップして即、書き込みもできるんですか?



「EvernoteのWebクリッパーを使うと、気になるWebページをワンクリックで保存できるんです。さらにSkitchを使えば、指定の個所を手書きでマーキングして『このページのここが気になるので注目して』、というのもわかりやすく伝えられますよ」



こんな機能があったら便利だなっと思っていたことがすべて実現可能なわけですね。



■新サービス「Evernote Business」スタート



――ビジネス向けのサービスも開始されたそうですね。



「はい、中小規模の企業やグループで使いやすいように開発したもので、保存した情報をメンバー同士で簡単に共有できるようになっています。例えば社内ルールやプロジェクトの報告書などを保存しておいて、必要な人が必要なときに見るといったように、いろいろな使い方が考えられますね」



次世代機能満載のEvernote。画期的なビジネスヒントが詰まっていて、使いこなせばさまざまなビジネスアイデアを創造できそうです。



(OFFICE-SANGA 安藤のり子)