「GUCCI (グッチ)」や「Saint Laurent(サンローラン)」などを展開するフランス流通大手PPRが、ラグジュアリーデザイナーブランド「Christopher Kane(クリストファー・ケイン)」の株式を51%取得し、パートナーシップを締結したことを発表した。取得額は公表されていない。

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 今回の発表を受けてPPRの最高経営責任者François-Henri Pinaultは、「彼は非常に優れた才能を持っています。既にブランドを確立していますが、さらに発展させるために専門知識やノウハウを共有しブランドをバックアップしていきます」とコメントを発表。同ブランドの創業者兼クリエイティブ・ディレクターのChristopher Kaneは、「世界的なブランドをいくつも抱えているPPRと組むことを嬉しく思っています。彼らは、我々の展望を尊重しながらブランドの成長へ協力してくれることでしょう」と述べている。一部メディアの報道によると、セカンドラインの制作や旗艦店の出店も計画されているという。

 スコットランド生まれのデザイナーChristopher Kaneは、昨年11月に「VERSACE(ヴェルサーチ)」のセカンドライン「VERSUS(ヴェルサス)」のクリエイティブ・ディレクターを退任することが発表されており、その後の去就が注目されていた。2月にはロンドンファッションウィークで2013-14年秋冬の新作コレクションの発表が予定されている。