国内LCC、認知度は高まるも利用率はわずか2%未満 - LCCに関する調査

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マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングは2012年12月3日〜5日にかけて、首都圏と関西圏に在住する20歳〜69歳の男女600名を対象に、「LCCに関する調査」を実施した。

同調査は最近6カ月以内に、首都圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)在住者は成田・羽田、関西圏(京都府、大阪府、兵庫県、奈良県)在住者は関西・神戸空港から、「北海道(新千歳)」または「沖縄(那覇)」間を利用した人を対象に実施した。

まず、航空会社の認知・利用状況について調査したところ、国内LCCで最も知られているのは、「ピーチ・アビエーション(62.9%)」だった。

次いで「ジェットスター・ジャパン(61.3%)」、「エアアジア・ジャパン(49.4%)」。

国内線の利用率としては、LCCの利用率は2%未満で、認知度は上がってきているものの、利用に至るまでにはまだ遠いようだ。

LCCを利用しない理由について聞いたところ最も高いのは、「遅延・欠航の不安があるから(46.9%)」、次いで、「安全面に不安がある(34.1%)」、「トラブル時の補償に不安がある(31.3%)」だった。

今後LCCを利用したいかについて聞くと、6カ月以内利用航空会社別にみると、「LCC3社」利用者では「利用したいと思う」の合計が80%以上と高い。

今後LCCで就航してほしい路線について尋ねると、「成田空港→函館空港」、「関西空港・関空→函館空港」がトップ。

関西空港・関空では、熊本空港行きを望む声も30.5%と高かった。

次に、これまでの国内線利用回数を6カ月以内利用航空会社別に見たところ、「LCC」利用者は「2〜3回くらい」以上がいずれも50%を超えており、利用者の半数はリピーターが占めていることが分かった。

LCCを利用した目的としては、「プライベートでの旅行」と回答した割合が70%以上を占めた。

また、6カ月以内に利用した航空会社の満足度を見ると、航空会社別では「ピーチ・アビエーション」が満足の合計で82.0%と他のLCCと比べて高かった。

「ジェットスタージャパン」「エアアジア・ジャパン」の満足度は同率で66%だった。