向後の7日株!:チャート急騰前夜!出遅れ低位ハイテク株(677X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

パイオニア(6773)が今日の注目銘柄!

出遅れ感の強い、低位ハイテク株として同社に注目します。

同社は、12年11月6日、13年3月期通期連結業績予想の下方修正を発表しました。通期連結業績予想を、売上高4,660億円(前回予想比6.8%減)、営業利益150億円(同25.0%減)、経常利益110億円(同31.3%減)、当期純利益10億円(同88.2%減)に、それぞれ下方修正しました。これは、市販カーナビゲーション市場の低迷や光ディスク市場の縮小、中国市場での販売減少を見込むことなどが影響した結果です。
しかし、この足元業績の苦戦はすでに織り込み済みです。

確かに、通期業績予想は下方修正をしましたが、カーエレクトロニクスでは、“スマートフォンリンク アプリユニット”など、スマートフォンと連携したビジネスをすでに開始しているほか、フロントガラス越しの前方にナビゲーション情報を重ねて表示する先進の「AR HUD(ヘッドアップディスプレイ)」を搭載した“サイバーナビ”の拡販に加え、「エアージェスチャー」機能により使いやすさを追求した “楽ナビ”の新製品をこの秋に導入するなど、国内市販市場の活性化を進めています。
また、コスト改善を徹底したカーオーディオ新製品の導入等により、収益性の向上に注力していくとのことです。

ホームエレクトロニクスでは、光ディスク事業において事業規模に見合うよう体制の見直しとコスト削減を進めているほか、年末の拡販期に向け、ホームAV製品やDJ機器を中心に新製品を積極的に導入することで、利益の確保に努めています。

また、同社は13年春からインドネシアで市販向けのカーオーディオの生産を始めます。電子機器の受託製造サービス(EMS)を活用して年間100万台を生産し、今後順次拡大していく予定です。価格競争が激しいため、インドネシアでの生産を通じてコスト競争力を高めることも、今後の期待材料です。

日足チャートをみると、目先は昨年10月11日安値153円を底として、緩やかに上昇トレンドを描いています。サポートラインは一目均衡表の基準線(11日現在、210円)です。
業績苦戦を背景に株価の戻りは鈍くなっていますが、全体相場のこれまでの上昇を考慮すると、出遅れ感は十分にあります。
週足チャートでは、一目均衡表の三役好転と、13週移動平均線(同、200円)と26週移動平均線(同、205円)のゴールデンクロスが目前となっています。この買いサインが点灯すると、株価はこれまでの遅れを取り戻すかのように駆け上がる可能性も高いとみています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。