「ガラタサライ? 決めていない。簡単な選択ではないんだ。よく考えなければいけない。この数日でニュースがあるとは思わないよ」

インテルMFヴェスレイ・スナイデルは12日、ペスカーラ戦のハーフタイムに『スカイ』のインタビューでこう語った。実質的にガラタサライ移籍の決断を先送りにした形だ。インテルのマッシモ・モラッティ会長は同選手について、「選手に選ぶ自由を完全に与えている。スナイデル問題の解決はいつになるか? 私も分からないよ。元に戻っても姿勢に変わりはないか? どうなるかによる」と話している。

スナイデルの去就については、合意報道や否定が入れ替わっている状態だ。11日の時点で難航したかに見えたが、12日にトルコのテレビ局『NTV』は、スナイデルがガラタサライのオファーに「イエス」と言ったと報じた。同局は「スナイデルとガラタサライが完全合意」と伝えている。

『NTV』によれば、スナイデルは年俸500万ユーロ(約6億円)に50万ユーロ(約6000万円)のボーナス、インテルでの契約と同じ2016年までの契約という条件を受け入れたという。ガラタサライはクラブの公式サイトで「交渉は始まっている」としている。だが、スナイデルの周辺は「まったく合意はない」と報道を否定した。