先日発表された第85回アカデミー賞ノミネート一覧で話題を集めたのが、『ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜』で主人公を演じたクヮヴェンジャネ・ウォリス(9歳)の主演女優賞ノミネートだろう。


"アカデミー主演女優賞では史上最年少でのノミネート"という快挙を成し遂げたクヮヴェンジャネ。米ルイジアナ州出身で、『ハッシュパピー...』のオーディションを受けたときはまだ5歳だったという。主演女優賞におけるこれまでの最年少ノミネート記録は、『クジラの島の少女』のケイシャ・キャッスル=ヒューズの13歳だった。ちなみに今回の主演女優賞候補には、カンヌを制した『愛、アムール』からエマニュエル・リヴァ(85歳)もいる。彼女は史上最年長の主演女優候補で、授賞式である2月24日は彼女の86歳の誕生日でもあるそうだ。また、最年少でアカデミー賞を獲得したのは、1935年のシャーリー・テンプル(当時6歳)で、特別賞を受賞した。

ノミネートが発表された1月10日の時点で9歳と135日だったクヮヴェンジャネ。主演女優賞に輝けば、9歳と180日での受賞となる。もちろんこの部門では最年少記録だ。現時点では1987年の『愛は静けさの中に』のマーリー・マトリン(21歳と218日)が最年少記録保持者となっている。

アカデミー助演女優賞の受賞者だと、1974年の映画『ペーパームーン』のテータム・オニール(受賞時は10歳と148日)が最年少で、次に1994年の『ピアノ・レッスン』のアンナ・パキン(11歳と240日)が続く。

『ハッシュパピー...』でいきなりブレイクしたクヮヴェンジャネ。すでに次回作『トゥエルヴ・イヤーズ・ア・スレイブ/Twelve Years A Slave』では、ポール・ジアマッティやブラッド・ピットと共演済みだ(日本公開は未定)。

『ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜』は2013年4月に日本公開。