若手現代アーティスト名和晃平の新作「Direction」「Trans」恵比寿で公開

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 アーティスト名和晃平の新作を展示する個展「DIRECTION」 が、恵比寿のアートスペース「TRAUMARIS」でスタートした。会場は新たなペインティングシリーズ 「Direction」が壁面を埋め尽くし、同じく新作の彫刻「Trans」のトルソーを発表。名和晃平の作品世界のアイコンとも言われる、剥製の鹿の表面がガラスビーズで覆われた「BEADS」も設置され、数々の異なる次元を交差させた空間が広がる。会期は2月3日まで。

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 「TRAUMARIS」での開催は2004年以来となる名和晃平の個展「DIRECTION」は、昨年、韓国の「ARARIO GALLERY(アラリオギャラリー)」と大阪の「阪急うめだ本店」で発表した「Direction」や、触感デバイスによる3Dモデリングシステムを使って彫刻される「Trans」を公開。「Direction」は重力だけに従うという手法で一定方向にパラレルなストライプを描き出す作品で、浮遊するような透明感が際立つ「BEADS」とともに、同氏の新作世界を表現している。

 名和晃平は京都市立芸術大学彫刻専攻に在学中、英国王立美術院で学び2003年に学位を取得。現在は京都造形芸術大学で准教授を務める傍ら、銀座のメゾンエルメスでの個展開催やauのデザインプロジェクト「iida」のデザイン、「Comme des Garçons(コム デ ギャルソン)」とのコラボレーションなど、国内外で幅広い活動を続けている。2011年には東京都現代美術館で男性アーティストとしては最年少での個展「名和晃平 - シンセシス」を開き、各方面から話題を集めた。

■名和晃平「DIRECTION」
 会期:2013年1月9日(水)〜2月3日(日)
 会場:TRAUMARIS|SPACE
 http://www.traumaris.jp/