安藤美姫がトヨタ自動車退社、日本スケート連盟の特別強化選手も辞退。

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フィギュアスケートの安藤美姫選手(25歳)が1月9日、自身のFacebookで所属先のトヨタ自動車を1月1日付けで退社したことを明かした。

安藤選手のFacebookページに更新された「所属契約満了について」では、「契約満了にともない、2013年1月1日付で、安藤美姫はトヨタ自動車を退職いたしましたことをお知らせいたします」とファンに報告。退社の理由は「トヨタ自動車様のご支援を最初にいただいたのは、2006年のことでした。1年契約を毎年更新しながら、社員スケーターとして歩んできましたが、2011年‐2012年と連続して公式戦に出場することができず、社員としての義務を果たすことができませんでした」としている。

同社からは「ソチまでやるんでしょう? もちろん支援しますよ」との申し出も受けたそうだが、「2011-2012の契約期間中に、『公式戦出場』という最低限の結果をも残せなかったことは事実」とし、「このことを厳粛に受け止め、今回の決断となりました」と説明した。

安藤選手からのメッセージ全文は次の通り。

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トヨタ自動車の皆様、長期にわたり、ご支援いただき、ありがとうございました。試合の応援だけでなく、海外での練習にも同行してサポートしてくださるなど、きめ細かくご支援いただいたことに、心から感謝しています。

なかでも忘れられない思い出が二つあります。ひとつは、2006年の全日本選手権でケガをしたあと、新入社員のみなさんが千羽鶴と寄せ書きを贈ってくださったこと。ケガを克服する勇気をいただきました。いまでも私の宝物です。

もうひとつは、2010年の全日本フィギュアスケート選手権(長野)に、バスを連ねて応援にきてくださった社員のみなさんのこと。私のことを仲間として受け入れ、自分のことのように喜んでくださるみなさんがいらしたからこそ、優勝できたんだな、といまでも思います。

契約は満了しましたが、来季も応援してくださったみなさんの顔を思い出しながら、試合に出場するつもりです。生涯忘れ得ないあたたかいご厚意を、ありがとうございました。
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なお、安藤選手は、同じ理由で日本スケート連盟の特別強化選手を辞退したことも明かしている。

安藤選手は2011年の世界選手権後にニコライ・モロゾフコーチとの師弟関係を解消。以後、新しいコーチが決まらず、今季のグランプリシリーズを欠場していた。