『戦国大名 勢力変遷地図 激動の時代が一目でわかる!』

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戦国時代ものの小説やマンガを読むとき、手元にあると便利そうだ。

『戦国大名 勢力変遷地図 激動の時代が一目でわかる!』(日本実業出版社)は、関ヶ原合戦(1600年)などの時代ごとに、日本地図をカラーで色分けした大名勢力図を時系列に並べている。当時の状況の解説も掲載。戦国大名らの伸張や没落、離合集散が視覚的に頭に入ってくるよう工夫されている。

「川中島合戦の勝者は?」

カラー色分け地図は、応仁の乱(1467年)から大坂夏の陣(1615年)まで、20通りの「時代の節目」に分けて描いている。北条早雲や武田信玄、上杉謙信、織田信長といった有力大名だけでなく、中小勢力の大名も載せており、国境にとどまらず郡境まで詳しく分析した結果を反映させた本格派だ。

「自分の地元の大名は、関ヶ原合戦のとき東軍だったのか、西軍だったのか、それとも様子見だったのか」

たとえばこんな疑問も、地図の「色」を見ればすぐに解決する。

地図以外でも、「川中島合戦の勝者は?」といった小テーマに触れつつ当時の状況を分析した説明を各時代2ページとコンパクトにまとめている。年表を使った「時代の流れ」解説も載っている。

筆者は、歴史アナリストの外川淳氏。歴史雑誌の元編集者で、『早わかり戦国史』(日本実業出版社)や『天災と復興の日本史』(東洋経済新報社)などの著書がある。

B5判、1680円。発売は2013年1月1日。