突然の衆議院解散と自民党・安倍総裁の発言でみごとに?年末株高アノマリー〞を体現した日本株。為替の円安傾向を追い風に、2012年5月以来の「9200円の壁」を突破し、9600円も目前!久々の上げ潮ムードをキャッチする銘柄をどうぞ!!


宅配便トップのヤマトホールディングスが、第2の成長期に入りそうだ。エンジン役は即日配達サービスと、決済代行まで含めた中小企業向けサービスの拡充である。

宅配サービスでは、すでに国内で4割のシェアを確保。2016年までに、東京・大阪・名古屋の3大都市間で、当日中の配達サービスを開始する予定だ。朝に荷物を出せば、夜には相手に届くサービス自体はあるが、特別料金が必要。ところが、ヤマトはほぼ現行の料金体系のまま、即日配達を引き受ける方針だという。

これには荷物の引き受けから集荷、物流センターでの仕分け、相手先までの配達と各段階で時間短縮が要求され、他社の追随はコスト的に不可能とみられる。

すでにコンビニ大手6社のうち4社がヤマト運輸を指定業者にしており、全コンビニ制覇も見えてきた。また、ネット通販の普及も宅配便の利用者増加に貢献している。ネット通販業者はコスト削減のため、他業者を利用することが珍しくないが、注文当日に着くとなれば話は別。今後はネット通販業者も次々とヤマト運輸を使うようになるだろう。

また、中小企業間の取引では、荷物を運ぶだけでなく、ノンバンク子会社で決済代行まで担当する。ファイナンス事業も利益率アップにつながる見通しだ。


この記事は「WEBネットマネー2013年2月号」に掲載されたものです。