向後の7日株!:連日高値更新!PBR1倍割れ+LNG関連の材料株(197X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

明星工業 (1976)が今日の注目銘柄!

東日本大震災後、原発不在の電力供給を支えるエネルギーとして重要性が増している液化天然ガス(LNG)関連の材料株として、同社に注目します。ちなみに、超低温で液体にした天然ガスを専用船で運ぶLNGについては、日本は世界貿易量の3分の1を輸入する最大の消費国です。

株価は既に動意付き、8日の出来高は172.9万株と、前日(43.4万株)の約3.98倍に膨らませ、且つ、急騰し、昨年来高値を更新し、9日の出来高も113.5万株と高水準を維持し、一時338円と、連日で昨年来高値を更新しています。

なお、同社は、昨年9月14日に上限を250万株(発行済株式総数(自己株式を除く)に対する割合4.41%)とした自社株買いを発表しています。取得期間は今年3月22日までで、昨年12月31日までに取得した自己株式の累計は148万株と順調な進捗状況です。この積極的な株主還元の姿勢を評価します。

ところで、同社は、発電所や化学プラント、液化天然ガス(LNG)関連施設等に代表される工業設備に欠かせない熱絶縁工事を主力とする建設工事会社で、豊富な工事実績を誇っています。とりわけ、超低温保冷工事の分野では、常に世界の最先端を走り続けています。

足元業績は好調で、昨年10月31日には、建設工事事業の断熱工事分野の業績が順調に推移したこと等が寄与し、業績上方修正を発表しています。なお、13年3月期通期連結業績は、売上高は390億円(前期比、4.9%増)、営業利益は21億円(同、21.7%増)、経常利益は20.5億円(同、10.1%増)、当期純利益は13.8億円(同、34.8%減)の見込みです。
1株当たりの年間配当は6円(中間3円・期末3円)の予定です。
また、当第2四半期末での自己資本比率は65.0%で、財務状態が健全な上、1株当たり純資産は513.76円もある点も強調材料です。

テクニカル的には、株価(9日終値327円)が13週移動平均線(9日現在、268円)、26週移動平均線(同、243円)、52週移動平均線(同、237円)全て上回り、また、3本の移動平均線の位置関係が上から順に短期・中期・長期で綺麗に並び、さらに、3本の線全てが上向きのため、中長期の上昇トレンドが発生中との認識です。今後、月足ベースの一目均衡表の雲上限(同、394円)を上抜けば、長期の株式需給が一段と改善し、スケールの大きい相場に育つとみています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。