2013年に大化け期待の外国株を、海外投資のカリスマとして知られるグローバルリンクアドバイザーズ代表取締役・戸松信博氏が厳選スクリーニング。『マネーポスト』最新号では、企業の経営効率や成長性などから判断した、日本からも買える極上小型外国株を1位〜25位までランキングした。ここでは、その中から2位にランクインした米国上場の中国企業「奇虎360」を紹介する。

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 2位の奇虎360(QIHU)は米国上場で、中国ではセキュリティソフトで国内トップ企業だ。そもそも中国のインターネット事情は、異質で独特なものがある。かつてグーグルが中国本土から撤退したように、海外の有力IT企業でも中国でのビジネス展開は容易ではない。それでもネット人口は5億人超と世界最大であり、国内だけでも十分に巨大マーケットといえる。

 そうしたなか、検索エンジンでは百度、オンラインゲームでは騰訊控股(テンセント)が圧倒的なシェアを誇るが、ここにきて急浮上しているのが奇虎360だ。

 同社が開発したブラウザ(ウェブ閲覧ソフト)は、今や中国ではマイクロソフトを抜いてトップ。さらに2012年8月には自社開発の検索エンジンを投入し、百度の牙城を崩そうとしている。同社の時価総額はまだ2000億円程度と、前述の2社の10分の1以下に過ぎず、爆発的な株価上昇の可能性を秘めているといえるだろう。

※マネーポスト2013年新春号