セクシー度がアップする!? 健康にもいい女性用のオシャレ「ふんどし」




日本の伝統的な男性用下着「ふんどし」は、お祭りのときしか見られないと思いがちですが、実は今、女性用のふんどしがひそかに広まっていることをご存じでしょうか? 大手の下着メーカーからも「おしゃれなふんどし」として、キュートな柄やレースのついた、オシャレ女子には見逃せないようなふんどしが発売されています。そこで、今までのふんどしに対するイメージを一掃するため、ふんどしの普及を目指す協会「日本ふんどし協会」の会長・中川啓次さんに、ふんどしの魅力や女子におすすめする理由をうかがいました。



■だれかにすすめたくなる着け心地



――早速ですが、中川さんとふんどしの出合いとは?



「昨年、私は病気療養中にふんどしとであったのですが、最初はイメージが悪く、まったく着用するつもりもなかったんです。ですが、尊敬する先輩に『だまされたと思って』と強くすすめられ、着用してみることにしました」



――着用した感想はいかがでしたか?



「快適さに感動し、また元気になれました。こんなにも快適で健康にもよく、デザインのバリエーションもあるのに、世の中に普及していないのはもったいないと思いましたね」



――それで「日本ふんどし協会」をつくったのでしょうか?



「はい、ふんどしが広がれば『日本が元気になる!』と強い使命感が芽生え、勤めていた会社を辞め、『日本ふんどし協会』を設立しました。



――協会では、どんな活動をされているのですが? また目標は何でしょうか?



「まずは『ふんどし』というキーワードだけでも世の中に出したいという思いから、2月14日を『ふんどしの日』と制定し、愛する人にふんどしをプレゼントする文化を作ることを目指しています。



そしてその日に『ベストフンドシスト』を発表すること、著名人など、影響力のある人にふんどしをプレゼントすることや、合言葉である『ナイスふんどし!』を広めることなどの活動をしています」



■女性のお悩みをふんどしが解決!?



――私の印象ですが、現在、男性でもふんどしを身につけている人は少ないのでは? また、女性ともなると「え!?」と思わず驚いてしまいます。



「そうですね。1年前までは、0.1%以下(1,000人に1人もいない)でした。ですが、協会の普及活動や、おしゃれなふんどし『SHAREFUN(しゃれふん)』のヒットなどにより、少しずつ増えてきています。



特に、ふんどしブランド『SHAREFUN(しゃれふん)』は、約4割が女性という異例の状態なんですよ。素材感や、かわいいデザイン、そしてこったネーミングなどがうけているようです」







――歴史的には、女性がふんどしをつけていたことはあるのでしょうか?



「ふんどしというより、腰巻きでした。ただ、妊娠中や手術などでは『T字体』という形状のガーゼをあてることがあり、それがまさに『越中ふんどし』と同様の形状をしていますね。



――現在は、実際にふんどしを日常使いされている女性はどんな方が多いでしょうか?



「女性だと、30代からが多いですね。健康面で体に変化があらわれ、健康に関心が高まる世代です。もう20代ではないことから、より自然派志向になる人が増えるからではないかと感じています。



――たしかに、20代では多少無理がきいたことでも、30代ではきかなくなりますよね。実際に病気などの症状がでなくても、体力の低下を感じたり……。

では、ふんどしを使用することで、どんな効果があるのでしょうか?



「一番は、ゴムの締めつけがないことで、血やリンパの巡りがスムーズになること。寝るときだけでもパンツの締め付けから解放してあげることで、快眠、冷えやむくみの軽減、デリケートゾーンのトラブル防止など、さまざまな効果が期待できます」



――冷えやむくみなどに効果があるなんて! まさに女性のためにあるようですね。



「人間の体は本来、なにも身につけなければ、体内でどんどん熱をつくるという性質を持っていますが、無理にしめつけてしまうと、血液のながれを遮り、皮膚温度を下げるそうです。



また、『膀胱炎』、『膣炎』、『カンジダ症』など、女性に多いといわれる症状には、密着しすぎた下着が少なからず影響を及ぼしているみたいですね」



――なるほど、ますますふんどしに興味がわきました。そんな私もふくめ、ふんどしが気になる女性のために、ふんどし選びのポイントを教えていただけますか?



「ハードルが低いものを選ぶことですね。はじめは『あ、なんかこれかわいい』と試したくなるものから始められたらいいかと思います。ただし、肌に直接触れるものですので、素材のいいものを選んでください。すべての下着を取り換えるわけではないですから、最初の1枚は『とりあえずこれでいいかな』と思わず、良いものを選んでほしいです」







――中川さんの話で、冷え性、むくみ、快眠など、ふんどしには良いことがたくさんあることがわかりました。けれど、「日常使いにはちょっと不安」と思う女性は多いと思います。そこで、そんな女性のために、おすすめのふんどし使用シーンを教えてください。



「就寝時のみで結構ですよ。もしくは、週末の就寝時のみでも。疲れたな、ぐっすり眠りたいなというときにおすすめです。ただし、快適すぎて日中もパンツに戻れなくなる人も急増中ですので、ご注意を(笑)」



■女性がふんどしをつけたらどう思われるのか?



心身ともに、とてもいいことが多いふんどし。しかし、実際、女性がふんどしをつけていたらどう思われるの? と気になる人も多いはず。



そこでバリバリ働く女性と、新婚ホヤホヤの女性に、まわりの男性に聞いてもらうことにしました。



まず、働く女性に聞いてもらった結果、「新しいな! 奥深いわ。むしろ奥ゆかしい!」(36歳男性)と悪くない様子と、「それをあえて選択した意図をしりたい」(43歳男性)という意見があったとか。



また、新婚ホヤホヤの女性からは「スカート履けないんじゃ……?」(25歳男性)と言われたと報告されました。



思ったより、男性からの反応は悪くない様子。健康面やおしゃれなふんどしがあることがもっと知られるようになれば、一般的になる日も遠くないかもしれません。



また、中川さんにも同様に、女性のふんどしをどう思うか聞いてみました。



「今はまだ『え?』と感じる方が多いと思います。どうしてもお祭りの白ねじねじのふんどしをイメージしてしまう人が多いのではないでしょうか。



ですが、実はおしゃれなふんどしが多種あって、健康にも良い。私たちは女性のふんどし愛用者を、ナチュラル志向で、健康に気を使っている人とみています」



家に帰ったり、寝る前には、リラックスできるようにパジャマに着替えますよね。同様に、下着を「着替える」と考えて、ふんどしを使用してみるのもいいかもしれません。



また、自分が利用するだけでなく、恋人やだんなさんにもすすめてみて、カップルで楽しむのもアリかも!?



取材協力:日本ふんどし協会

http://www.japan-fundoshi.com/



(OFFICE-SANGA 梅田丸子)