中国で1番人気はシャネル 現地出版大手が消費動向調査

写真拡大

 ファッション・ライフスタイル関連出版の大手企業Trends Media Group(ドレンド・メディア・グループ)が、中国20都市を対象に実施したファッション消費と業界の動向に関する調査結果を発表した。調査によると、中国のファッション消費者のうち43%がデザイナーズブランドの商品を購入しており、中でも「CHANEL(シャネル)」がアパレルと化粧品分野でトップの人気。そのほか、ファッションにかける費用などからみた都市ランキングも発表されている。

中国のファッション消費動向の画像を拡大

 Trends Media Groupは、ファッションと高級品に関連する出版や広告市場で中国最大のシェアを有する企業で、今回は自社のプラットフォームを活かして20都市にわたる調査を実施。ブランドは各分野ごとにランク付けし、アパレルでは「CHANEL」が15都市でトップになったのをはじめ、時計は「ROLEX(ロレックス)」、宝飾品は「Chow Tai Fook」が人気を集めた。また、総合的に評価したファッション都市ランキングでは、高級品の店舗数が中国国内で最も多い北京を抜き上海が1位を獲得。続いて南京が3位にランクインしている。ファッションの消費支出で見ると天津が最も伸びており、瀋陽の中間層は総収入の88%をファッションに支出する意思があるという調査結果が明らかになった。

 日本のファッション関連企業は近年、老舗ブランドから専門店、ECまで中国の市場へ出店を加速。2012年は尖閣問題で一時、現地店舗を閉鎖するなど業務に影響を受けた企業もあったが、ユニクロなど大手を中心に「今後も変わらず中国へ出店していく」としている。

■Trends Media Group
 http://www.trends.com.cn