各国料理が楽しめるタシケント生活

海外駐在員ライフ Vol.179

From Uzbekistan

ベトナム料理からグルジア料理まで、各国の味を忠実に再現した料理が楽しめる?


■ベトナム料理からグルジア料理まで豊富な選択肢

こんにちは。ラフマットです。今回は、私のタシケントでの暮らしについてお話しします。

タシケントでの住まいは、前任者が住んでいた住まいを引き継ぎました。2LDKですが、100平方メートルほどの広さがあります。家賃は会社が負担しています。

食生活は充実していて、野菜やフルーツ類は、種類も豊富。特に、パクチーなどのアジアンハーブはよくそろっています。オクラもありました。ゴルフ場にも、ナツメや木イチゴが生えており、たまにプレーそっちのけで採集しているお客さんもいるほど。また、イスラム教徒が多いにもかかわらず、戒律で禁じられている豚肉も容易に入手できます。料理に豚肉をよく使う韓国の人が多く住むのも一因ではありますが、ウズベキスタンのイスラム教徒の中には、豚肉を食べる方もいるためのようです。ただし、世界に2つしかない二重内陸国(国境を接するすべての国が内陸国である内陸国。少なくとも2つの国境を越えなければ海に出られない)であるため、魚介類は高いし、あっても冷凍のものばかり。一方で、川魚はマスなどが獲(と)れるため、入手が可能です。

タシケント市内には、日本食レストランが1軒ありますが、非常に高級。お酒を飲まずにランチで寿司を頼んでも1人4000〜5000円ほどになってしまうため、普段はあまり利用せず、いろいろな国のレストランの料理を楽しんでいます。韓国料理、イタリアン、ベトナム料理、中華料理、グルジア料理…選択肢が非常に豊富な上に、どのレストランも、味はかなりレベルが高く、それぞれの国の味を忠実に再現できていると感じます。ウズベキスタン料理には、「シャシリク」という香辛料をからめたバーベキューや、「ラグマン」と呼ばれるうどんに似た麺スープ、前回にもご紹介した「プロフ」(油で煮込むご飯)などがあり、日本人の味覚にもよく合います。最近は、2000円ほどで気軽に楽しめるスシバーも増えてきて、とてもはやっていますが、正直、魚があまり新鮮ではなく、私は食指が動きません。


■気温50度でもさほど不快じゃない!?

週末には、車で20〜30分ほどの距離にあるゴルフ場でゴルフを楽しみます。日本の立派なゴルフクラブと比べると、施設面ではどうしても見劣りがしてしまいますが、キャディをつけてビジター料金が90ドル程度(約7000円強/2012年10月現在)と、気軽に楽しむことができます。とてもきちんと管理されていて、サービスもしっかりしているので、日本から来た人を連れて行くと、「きれいなゴルフ場ですね」と言われることも。

タシケントには四季もあります。夏は、熱波の襲来によって気温が50度近くにまで上がる日も数日ありますが、乾燥していて湿気がないので、思ったほど不快ではありません。とにかく日ざしがまぶしいので、日なたでは肌がチリチリするように感じますが、日陰に入れば涼しいくらいです。実を言うと、気温40度の日にゴルフを楽しんだこともあります。もちろん、水分補給をしながらでしたが…。なお、熱波が来る日は、事前に新聞やテレビなどでニュースが流れるため、あらかじめ用心しておくことも可能です。また、冬はマイナス10度とかなり冷え込みます。

タシケントの街には、緑も非常に多いですね。通りにも街路樹などが整備されていて、さしずめ「砂漠のオアシス」といったイメージでしょうか。「男子の一生の仕事は、家庭を築き、家を建て、庭に木を植えること」とおっしゃる人がいるほど、自然や緑への志向が強く、環境に対する関心も高いように感じます。

次回は、海外で仕事をする上での心構えについてお話しします。