千葉県犬吠埼で日本一早い日の出を拝む! 東京都内発、日帰りグルメ旅

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関東最東端にある犬吠埼(いぬぼうさき)は、山頂や離島を除けば日本でもっとも早く日の出が拝める場所。

雄大な太平洋と神々しい太陽を眺め、今年一年の幸せを祈ってみてもいいかもしれない。

そしてその後は銚子(ちょうし)の市街地で初詣&おいしいご飯を楽しんではいかが?2012年末。

筆者はまだ星の瞬く夜、都心を車で出発して犬吠埼を目指した。

目的は、日本一早いといわれる新鮮な日の出を拝むため。

千葉県の外房に面した犬吠埼は、地軸の関係で冬季に限り、本州では最も早く日の出を見ることができる場所だ。

まだ明けやらぬ頃に到着して満天の星空を眺めていると、やがて下から薄紫色に明けてゆく朝の訪れを感じる。

そしてひょっこり頭を出す朝日に感動。

黄金色の夜明けに目を細め、その美しさに「寒くても我慢してよかった〜!」と思わず叫び声をあげたくなった。

一足早く朝を感じることは、なんともお得体験なのだ。

朝日を拝んだ後は、せっかくだから周囲を散歩してみた。

この辺りは水郷筑波国定公園に含まれている景勝地。

本当は温泉もあるから、次回訪れる時は、宿泊込みのプランを立てて浴場から太平洋を眺めるのもいいかもしれないとふと思った。

空が青みを増した頃、銚子市の中心地へ移動。

市の中心地にある圓福寺(えんぷくじ)を訪れた。

圓福寺は創建以来、約1,200年の歴史を持つ真言宗の名高い寺。

毎月18日の縁日にはたくさんの参拝客が訪れる。

坂東27番観音霊場であり、古来より飯沼観音と呼ばれて信仰を集めているのだ。

寺に伝えられているところによると、神亀5年(728)に銚子沖の海が荒れて漁に出られなくなっていたところ、漁師の清六と長蔵が海から十一面観音像を引き上げたという。

以来、2人は出家して観音様に仕え、多くの人々の病気を治すように。

時を経て、この地を訪れた弘法大使が、海から引き揚げられたままの姿だった観音様のために台座などを作り開眼供養を行った。

その大師の修法力と観音様の慈悲に心打たれた地元の豪族が、財を惜しまずに壮麗な伽藍(がらん)を建立したのが、この寺の始まりとされている。

赤い仁王門を抜け広い境内に足を踏み入れると、正徳元年(1711)に鋳造された大仏像が出迎えてくれる。

さらに五重塔も見える。

ここでしっかりとお参り。

厄よけ、家内安全にも効験あらたかだとのことなので、一年の無事をたっぷりと祈らなくては!朝日を拝んでお参りを済ませたら、なんだか背筋がぴんと伸びた気分! 朝の気持ちいい空気もいっぱい吸ったことだしと、お次は朝食をいただきに港の方へ移動。

もちろん、せっかく銚子に来たのだからうまい魚をいただきたい。

訪れたのは港にある「ウォッセ21」。

海産物を見て買って食べてと、銚子の魅力を丸ごと感じられるスポットだ。

水産物卸売センターでは銚子港に水揚げされた新鮮魚介が購入でき、銚子ポートタワーからは銚子市内や大海原、そして先ほどまでいた犬吠埼までを一望できる。

おいしい朝食を求めて目指したのは、「ウォッセ21」館内の「あじ処 まほろば」。

朝8時30分から夕方17時頃まで営業しているこちらの食堂では、銚子港で水揚げされた新鮮な魚介類を使った魚料理を満喫できる。

刺し身、ウニ、穴子、エビの天ぷらなど、気になるメニューがめじろ押し。

店主のイチオシは、ウニがたっぷり乗った合のり1,990円と、大きな穴子が丸ごと2匹盛られた穴子丼1,200円。

その他、イワシ定食1,200円などの定食ものや、目光の唐揚げ550円といった一品ものもある。

店主によると「銚子は朝日もいいけれど夕日もきれいですよ。

今度は午後にでもいらっしゃい。

いつでもおいしい魚はあるからね」とのこと。

●informationあじ処 まほろば千葉県銚子市川口町2-6529-34ウォッセ21内ところで、今回は朝日を見るという目的だったため車での移動となったが、犬吠埼と銚子市街地の移動には、ローカル線の銚子電鉄を利用するのもいい。

小さな無人の駅で出会った地元の人とおしゃべりしたり、窓から海や山を眺めたり……。

短い乗車時間でもたっぷりと旅の情緒が味わえる。