物件の価値が大きく下がってしまうのはどんなこと?



所有している物件の価値が大きく下がる。これは持ち主としては最悪のことですよね。ではどういったケースで物件の価値が大きく下がってしまうのでしょうか? 不動産業者の方に聞いてみました。



――物件の価値が大きく下がってしまうのはどんなパターンがありますか?



まずは「ペットなどのにおい」がつくことによって価値が下がってしまうケースがあります。ペットのにおいというのは、飼い主の方は慣れてしまってわからなかったりするのですが、ほかの人はひどく気になったりするんですよ。そうすると、その物件を売りに出す場合、買い手が減りますよね。



――においってそんなに落ちないものなんですね。



ペットのにおいはなかなかしつこいので、クリーニングをしてクロスの張り替えを行っても落ちなかったりするんですよ。そうなるとやはり大きく価値は下がってしまいますね。



――なるほど。「失火」の場合はどうなのでしょうか?



失火はそこまで深刻なことにはならない場合が多いです。失火があっても、建物がちゃんと残っていればそこまで価値は下がらなかったりします。



――確かに全焼だと価値というか、建物そのものがなくなっちゃいますしね。あとは「シロアリ」なんてのは厳しいのですか?



シロアリはダメですね。価値が下がるうんぬんの前に売ることができません。明らかな瑕疵(かし)ですからね。あとは「雨漏り」の場合も物件の明らかな瑕疵(かし)なので厳しいですね。



――誰も好き好んでシロアリに柱が食われていたり、雨漏りがする物件には住まないですもんね(笑)。



そういった問題が発生した場合は、建物の価値は「ほぼない」と考えた方がいいですね。



――あとは強盗や殺人事件などの「事故」が起こった場合はどうでしょうか?



事故は一番厳しいです。物件自体にダメージがなくても、買い手が敬遠してしまいますからね。



――なるほど。こういった物件の価値が下がってしまうことが起こった場合、どれくらい価値が下がってしまうのでしょうか?



程度にもよりますが、だいたい周辺の相場と比べて1割ほどは下がってしまいます。事故物件の場合は本当にクリティカルなので1割では済まないでしょう。



――2,000万円の物件の場合だと、200万円も下がってしまうのですね。けっこう厳しい……。





こういったことが物件の価値を大きく落としてしまうパターンとのこと。物件を後々売りたいと考えている人は可能な限り気をつけたいところですね。



(貫井康徳@dcp)