電柱にはってある物件のチラシ、あれってどうなの?



よく電柱などに「新築!駅近! 2,400万円!」といった物件のチラシがはってあるのを見かけませんか? あのチラシって、本当なんでしょうかね? 現役の不動産業者にあの「電柱のチラシ」について聞いてみました。



――よく電柱に物件のチラシがはってあったりしますが、あれってぶっちゃけどうなんですか?



正直微妙です。誇大広告のケースがほとんどですからね(笑)。



――やっぱりそうなんですか(笑)。



値段と間取りだけ書いてあって、それが新築なのか中古なのかわからないチラシもありますし、良い部分だけをピックアップしただけのものもありますからね。「広くて安いけど、実は……」みたいなこともあるので。



――書いてあることをうのみにして連絡したり広告に載っている不動産会社に行ったりすると「アレー!?」となってしまうんですね……。



取りあえず「お客さんに来てもらうこと」を目的にしているチラシがほとんどだと思うので、掲載されている物件は良さげに思えても思わぬマイナスポイントが実はあったりするものだったりします。

――なんともヒドイ話ですね。



全部が全部そういった広告とは言えませんが、そもそもあのように電柱にチラシをはることは違法ですからね。まともな業者は電柱にチラシをはったりしません(笑)。



――そうですよね。自転車に乗ったおじさんが夜とか明け方にこそこそはっていたりするの見かけたりしますから(笑)。



法律に違反しているので現行犯で逮捕されてしまいますからね。まともな業者ならそんなリスクのあることをしてまでチラシははりません。



――ということは、大手でそういったことをしているところはまずないのですね?



さすがに下請けに依頼してまでチラシをはったりはしていないと思いますよ。やっぱり小さな不動産の仲介業者ばかりでしょう。



――あのうさんくさいチラシを見て「連絡してみよう!」という人っているのでしょうか?



少なからず「いる」と思います。やっぱり物件を探している人は「いろいろ見てから決めたい」と考えてらっしゃるので、どんなものでも取りあえずチェックはしておこう、と。



――なるほど。可能性は低くても「もしかしたら掘り出し物が……」なんて考えますよね。



そうなんです。あと、物件の広告ではないんですが、電柱などに「物件までの道のりを示す矢印」が書かれた紙がはってあるのを見たことはないですか?



――あ、あります!



あれってそこそこ効果があるそうで、けっこうお客さんが矢印をたどって来るらしいんです(笑)。



――そうなんですか! 心理的なものなんですかね(笑)。今度矢印を見かけたらちょっと行ってみようかな?





ともかく、電柱にはってある広告は誇大広告などが多いので、書いてあることはうのみにしないよう注意しないといけないとのこと。普段は大丈夫でも、必死になって物件探しをしている状態だとうっかり信じてしまうケースもあるので、気をつけたいところですね。



(貫井康徳@dcp)