ここ一番で眠らないでおくために利くものは?




眠らないで、どうしても頑張らなくちゃいけない時ってありますよね。例えば、明日プレゼンなので資料制作で完徹。卒業論文の締め切りが明日なので徹夜。長距離を深夜にドライブ。こういう時に役に立つ薬剤はないのでしょうか?



薬局の店長をやっている筆者の友人、薬剤師Nさんに聞きました。



――ここ一番っていう時に利く、眠気を吹き飛ばす薬ってないかな?



N店長 バカじゃないの。そんなもの医者が処方せんに書いてくれるわけないだろ。



というわけで、お医者さんに行って、処方せんを書いてもらって、その手の薬を処方してもらうのは「ない」とのこと。ちなみに、「不眠」の相談は非常に多くて、そのための治療薬は多く処方されますが、逆のパターンは聞いたことがないそうです。ただ、眠気を飛ばす成分を含んだ薬がないわけではなくて、それは別の病気の治療に使用されるのだそうです。



仕方がないので、日本でも有数の大手ドラッグストアチェーンに行って、「眠気を払うために利くもの」を紹介してもらいました。聞いてみると「カフェインを主成分」にした錠剤、ドリンクが主力製品だそうです。



すすめられた製品を以下に紹介します。



■『カフェロップ』



第一三共ヘルスケアの製品で、ドロップみたいな形をした製品。そのままあめみたいになめて服用します。12粒中に無水カフェインが500mg配合されています。



■『エスタロンモカ錠』



エスエス製薬の製品で、錠剤タイプとしては非常に有名だそうです。1錠中に無水カフェイン100mgを配合。ビタミンB1と共に無水カフェインが働いて倦怠(けんたい)感を取り除いてくれるとのこと。



■『エスタロンモカ12』



同じくエスエス製薬の製品。2錠中に無水カフェイン200mgを配合。コーヒー3-4杯分のカフェインに当たり、ビタミンB1・B6・B12がカフェインと共に有効に働くとのこと。



■『モリピン内服液』



森田薬品工業の製品で、ドリンクタイプです。30ml入りの小瓶1本にカフェイン水和物200mgを配合。ビタミンB群、タウリンが同時に働いて眠気を除去するとのこと。



■『エスタロンモカ内服液』



エスエス製薬の製品で、ドリンクタイプになったエスタロンモカです。30mlの小瓶1本の中にコーヒー3杯分のカフェインを配合。飲みやすいようにコーヒー風の味です。



■『眠眠打破』(みんみんだは)



常盤薬品の眠気ざましドリンク。ラジオのCMでおなじみなので、長距離ドライバーの愛用者も多いとか。50mlも中にカフェイン(抽出物)を120mg配合。



■『強強打破』(きょうきょうだは)



眠眠打破をパワーアップした製品。同じくドリンクタイプ。50ml中のカフェイン(抽出物)の量は同じ120mgですが、ガラナエキスと高麗人参エキス、ナルコユリエキスを配合しています。



■『ピップタウロポン』



ピップのドリンクタイプの製品。30ml中にカフェイン水和物を150mg、ミックスコーヒー浸出液1,000mgを配合。ビタミンCも入って、カカオ風味の味です。

いずれも第3類医薬品に分類される製品ですので、服用する際には、使用上の注意をよく読んでください(眠眠打破と強強打破のみ清涼飲料水)。



ドラッグストアの店員さんによれば「カフェインが主成分のものが多いので、コーヒー、お茶などのカフェインを含むものとの併用もできません。妊婦さん、また妊娠している可能性のある人、授乳中のお母さんも服用しないでください」とのこと。



薬の力で無理やり起きているというのは、体に大きな負荷がかかるものです。できれば徹夜なんて極力避けたいものですね。







(高橋モータース@dcp)