AKB48のメンバー板野友美(21)と島崎遥香(18)の2人が1日、靖国神社を参拝したことが明らかとなり、韓国国内で物議を醸している。複数の韓国メディアが報じた。  韓国メディアは、「日本のAKB48メンバー、靖国神社参拝論争」「日本のガールズグループAKB48、靖国神社参拝是非」などの見出しで伝えた。

 板野友美は自分のブログに「友はCDTV終わりで、ぱるちゃんとマイカと初詣に行きました」、「凄く寒くて甘酒たくさんのんで、新年初おみくじしたの」という文章と、2人で一緒に撮った写真を掲載。撮影場所が東京千代田区にある靖国神社であることに、韓国メディアが注目した。  韓国メディアは、靖国神社は日本の皇室の祖先や神代の神、国に大きな利を成した者を神として祀った神社で、特に靖国神社には軍国主義者の東條英機元首相をはじめ、第2次世界大戦のA級戦犯の位牌を合祀(ごうし)していると解説。

 日本の閣僚が靖国神社を参拝するかどうかは、常に政治的争点に浮上し、韓国などの周辺国は彼らが戦犯の位牌の前に頭を下げることは、日本が戦争責任を否認することを示すと説明した。2001年に小泉純一郎首相(当時)が参拝をした時には、韓国や中国など第2次世界大戦時に日本に侵略を受けた周辺国が強く非難したと伝えた。(編集担当:李信恵・山口幸治)