中国大手検索サイト百度の掲示板に「AKB48のメンバーが靖国神社へ初詣に行ったことで、中国で激しく批判されているぞ」というスレッドが立てられた。スレ主が伝えた情報について、中国人ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

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 報道によれば、AKB48の板野友美と島崎遥香の2人は1日、初詣のため靖国神社(東京千代田区)のを訪れた。中国や韓国では、「靖国神社は軍国主義の象徴」であると批判が強く、韓国では板野友美と島崎遥香に対する批判の声があがった。中国では一部のネットユーザーから、「2人は歴史的な背景を知らず、ただ近くて便利だから行っただけではないか」と、2人を擁護する意見もかなり見られた。

 板野友美と島崎遥香の初詣に対して、中国人ネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられた。

・「初詣に行っただけだろ。別にどうってことないじゃん」・「歴史を知らない? そんなバカな。靖国神社は誰でも入れるところだ。戦犯者を拝みに行ったわけじゃなければ別にかまわないだろ」・「ともちんの言動からすると、本当に歴史を知らなかった可能性があるね」

 ただし、2人の靖国神社参拝を容認する人がいる一方で、「アイドルというのはファンの目にはどんなことをしても許されてしまう存在なのだ」、「歴史を知らなかったって? なんて自己欺瞞的な意見だ」と指摘するユーザーもいた。

 さらに、「靖国神社は右翼の聖地であり、知らないはずはない。秋葉原から近いとはいえ初詣に行くべきところではない」、「なんて恥知らずな日本人だ。日本のアイドルは好きになれない」など、靖国神社参拝をした2人を非難すると同時に、日本人の芸能人全体に反感を示す意見もあった。(編集担当:畠山栄)