2012年のイギリスは、オリンピックが開催され、文化的にも非常に注目を集めた。アート界も同様だが、2013年はさらに盛り上がりを見せそうだ。イギリスで開催を予定されている展示はかなりのラインナップであり、特筆すべきは、小規模のギャラリーが過去や伝統に目を向け、大規模なギャラリーはより先進的なアーティストの作品を積極的に取り上げようとしている点だ。

それぞれが革命を起こすべく新たな動きに出ているのである。中世アメリカの写真から70年代のポップアイコンまで。2013年、古今東西のアートがイギリスを席巻しそうだ。



以下にてその一部を紹介しよう。


1.アンディ・ウォーホール
2月8日から4月28日まで北アイルランド、ベルファストにある新しいギャラリーMACで開催。232点もの展示が行われる。


2.リキテンシュタイン「A Retrospective」
2月21日から5月27日まで現代美術館テート・モダンにて開催される。ポップアートのオリジネイターとも言える存在ロイ・リキテンシュタインの、20年に渡る作品が一挙公開。


3.佐伯俊男
3月8日から31日まで プリント・ハウス・ギャラリーで開催される。イギリスではあまり知られていない存在だが、67歳にして初となるこの展示の後、佐伯氏は大きな話題となるだろう。



4.デヴィッド・ボウイ展「David Bowie is」
3月23日から28日までV&Aにて、ボウイ初となる国際的展示シリーズが開催される。300点にも及ぶ奇抜なコスチューム、手書きの歌詞など、彼のクリエイティビティの裏側が覗ける内容になっている。


5.「Outsider Art from Japan」
3月28日から6月30日までウェルカム・コレクションにて開催。日本のアウトサイダー・アートと題された展示界に集められるのは、現在福祉施設に入所している患者などを含む46名のアーティスト達による作品群。絵画や彫刻など、芸術と科学の接合点を探る興味深い展示である。