海の向こうから日本へ最高のニュースを届けることが出来るか(撮影:岩本芳弘)

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 石川遼が米国男子ツアーメンバーとして挑む、2013年シーズンがいよいよ開幕。初戦として予定されている「ヒューマナ・チャレンジ」までは約2週間。新たな挑戦のシーズンへ向けて石川がどんな準備をして、何を心に秘めているのか。新年インタビューで生の声を3回にわたってお届けします。

・日本人選手が世界に飛び出していくこと
サッカーだと香川さんとか、本田さんとか、野球ならダルビッシュさんとか。世界最高峰と言われている舞台で日本人が活躍することで、日本のスポーツの力を証明するっていうことが野球界、サッカー界はじめ他のスポーツ界でもある。でも、そこはゴルフ界はとんでもなく置いていかれちゃっているなというのがありますね。
もし自分が、普通に大学生でゴルフをやっていたとしたらすごく寂しいと思うし、“誰がこの状況を変えるんだよ”って、もどかしいと思う。学生ながら“俺が変えるしかないのか”くらいの気持ちになると思うし、実際そういうジュニアは沢山いると思う。
日本のプロゴルファーはなにやってんだって、サッカーとか野球で、あれだけ日本人が海外で活躍してて日本中が盛り上がってるのに。ゴルフ界ももっとああなるようにがんばろうと思っている人はたくさんいるし、それを変えられるチャンスを0.1%でも1%でも握っている自分としては、そういう気持ちは一番強いですね。
“日本のゴルフ界だってレベル高いんだぞ!”と証明しに行くとはまだ言えないけど、日本ゴルフ界のレベルを上げていくには、その方法が一番シンプル。世界で活躍する選手が存在するスポーツのレベルはどんどんあがっていくと思う。方法といったらおかしいけど、そういうものが与える影響が一番強いと思いますね。
・これまでとは違う1年目
イチ選手としての扱われ方も違うと思うし、新鮮かなと思います。プロ1年目の2008年は1勝している選手として試合に出させてもらっていたわけではなく、普通の16歳の高校生がプロの試合に出ている感覚でした。どんなものでも吸収して、なにがあってもまずドライバーを遠くに真っすぐ飛ばしてという事をやっていた。今はやっていることは違うけど、見ているものは一緒。最終的にメジャーで勝つという夢は、あの時も今も変わってないですね。

今年ついに小さな頃からの夢をかなえる舞台に立つ石川。だが、舞台は変われどジュニア時代から見ている景色は変わらない。新たなステージで前だけを見て戦う21歳は、この1年でどんな戦いを見せてくれるのか。チャレンジのシーズンがいよいよ幕を開ける。
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