小規模でやっている不動産屋さんに良い物件があるってホント?



大手の不動産業者と町の小さな不動産屋では、小さな不動産屋の方が実は安くて優良な物件が多い。そんなイメージはありませんか? 世話焼きだったり、親身になって物件を探してくれたりと、いろいろと良いイメージがあったりしますが、実際のところはどうなのでしょうか?



――大手の不動産業者と比べて、町の小さな不動産屋さんの方が良質な物件を扱っている、なんて話を聞いたことがあるのですが、これってホントなのでしょうか?



これはですね、正直なところ「NO」ですね。すべてがそうだとは言えませんが、小さな業者さんの方が危ないケースがあるんです。



――そうなんですか!? そういった小さな業者さんは昔からやってたりしますし、良質な物件がありそうなイメージがあるのですが……。



昔からやっているからと言って、良い物件があるとは限らないですし、実はその「昔からやっている」部分が問題だったりするのです。



――昔からやっているのは良いことではないのですか?



昔からやってらっしゃる場合は、取り扱っている物件も木造の古いものが中心だったりするんです。木造の物件は劣化しやすいですし、リフォームされていても、木造という構造自体は変わりませんからね。



――なるほど。木造物件が悪いわけではないですけど、鉄筋の物件と比べると安全性などで差が出ちゃいますもんね。でも木造物件ということは、賃料は安かったりしますよね?



そうですね。木造を中心に扱ってらっしゃる所だと、比較的賃料は安いかもしれません。ただ、そこまで大きな差はないと思いますが。



――町の不動産屋さんに良い物件があるとは限らない訳ですけど、大手の不動産業者には良い物件が集まっているということですか?



これもすべてがそうだとは言えませんが、やっぱり大手には多くの物件が集まりますからね。それに昔からやってらっしゃる業者さんたちが、高齢を理由に扱っている物件を手放して大手業者に管理を任せたりするケースもありますから、良い物件を扱っていた場合は大手に流れてしまうんですね。



――なるほど。高齢になると管理とかいろいろキツくなりますもんね。

あと、大手業者の方がビジネスライクなので、やることはキッチリとやってくれますから、安心できると思います。小さな不動産屋の場合は、どうしてもフレンドリーというか、なぁなぁで終わってしまうケースがないとも限りませんし。



――でもフレンドリーな業者さんだと、難しい注文でもヨイショすれば通ったりするかもしれませんから、そこは良いところですね(笑)。



そういうのは大手ではムリでしょうね(笑)。





どうやらイメージとはだいぶ異なるようで、町の小さな不動産屋さんで良い物件を扱っているという訳ではないようです。ただ、大手よりも比較的安い物件であったり、フレンドリーな賃貸契約ができるメリットも少なからずあります。その方が安心できるという人は、大手よりも町の不動産屋さんの方がいいかもしれませんね。



(貫井康徳@dcp)