意外に高いゾ!住宅の設備!



数千万円から数億円と、非常にお金がかかる住宅の建設費用。では、この建設費用、外壁や屋根瓦、窓にドアにキッチンと、いろいろな部分にお金がかかりますよね。では今回は、そんな住宅を建てる費用の中で、意外とお金がかかっている家の部品や設備はなにか、不動産業者の方に聞いてみました。





――住宅を建設する際、意外とコストのかかる設備や部品ってどんなのもがありますか?



そうですね……キッチン周りなんかはかなりコストがかかっていますよ。システムキッチンの場合、安いやつでも本体だけで30万円とかかかりますから。そこに給排水の工事、食洗機用の電源を引っ張ってきたりすると、一気に値段は跳ね上がります。



――やっぱりキッチン周りは高くなるものなんですね。



キッチン周りは工事に人手が多く掛かる設備ですから、人件費も高くなりますよ。トータルで言うと、安くても50万円以上はかかると思います。良いシステムキッチンを入れたりすると100万円を超えたりしますよ。



――う〜ん、費用が2,000万円だと仮定すると、キッチンだけで5パーセントかかるのですね。



5パーセントと聞くと少なく感じるかもしれませんけど、家を建てるにはそれ以外に様々な部分でお金がかかかるので、だいぶ大きいと思います。



――ドアや障子、襖などは安いのですか?



ひとつひとつは1〜2万円と安いですが、襖(ふすま)などは何枚も必要なのでトータルで見るとけっこうな金額になりますね。建具全体だと安くても30万円〜50万円かかると思います。



――トータルで見るとシステムキッチン単体と同じくらいんあるんですか……。子供が蹴破ったりするとキツく怒られるのもわかりますね(笑)。あとは家の門扉なんかは、一時期よく盗まれたりしていましたが、あれは高いのでしょうか?



門扉はだいたい5万〜10万円くらいですね。ただ、これもピンキリですね。高いのは本当に高いですし。



――いや、5万〜10万円ってけっこう高いと思いますよ。数千万円という金額からすると微々たるものかもしれませんが(笑)。そういえば昔、私の祖父が庭の造成にはけっこうお金が必要だと言っていたのですが、庭を造る費用はどうなのでしょうか?



単純にコンクリートで駐車スペースを作ってあとは砂利を敷き詰める程度なら10万円程度で作ることができますよ。



――その程度の庭ならあまり費用がかからないんですね。最近、砂利の値段が高くなっていると聞いたことがあるのですが……



高いと言いますか、庭を作る際の砂利の値段はほとんどが業者の人件費なので、もし砂利をまくなら自分で買ってきてやったほうが安くつきますよ(笑)。



――そうなんですね!いいこと聞きました(笑)。じゃあ庭を造る費用はそこまで高くないんですか?



先ほど述べたようなシンプルな庭だとそうですね。ただ、庭はどんな植栽を何本植えるか、どんな石をどれくらい置くかによって値段が変わりますから。ちゃんとやると100万円以上かかったりしますよ。



――おお、祖父が高いと言ったのも納得できる金額……



あと、家を建てる際に、意外と費用がかかるのが残土の処分なんです。



――残土ですか?



住宅を建設すると、けっこう土が余るんですね。これの処分費用がかなり高いんです。例えば、60坪の土地で20〜30センチ分の土を削って出た残土の場合、20万〜50万円ほど処分費用が必要なんです。



――処分費用がそんなに高くつくんですか!?



そうなんです。簡単に物を捨てられない時代ですからね。見積もりを見ると、こういった意外にお金がかかる部分がいっぱいあるんですよ。



――家を建てるのも簡単じゃないんですね……。





キッチンは一見高そうな感じはしていたのですが、襖(ふすま)がかなり値段が張るようで驚きでした。ほかにもちょっとした金具なんかも大量に使うことでいいお値段になったりしているようです。また、残土の処分にかなりのお金が必要なのは意外でしたね。



住宅を建設する際は、こういった意外に高くつくコストを想定しないといけませんね。



(貫井康徳@dcp)