向後の7日株!:国土強靭化関連の穴株!チャート妙味増で上昇トレンドの序章に乗る海運株(938X)
7日以内に株価が沸騰しそうな株を毎日1銘柄ズバリ! 業績サプライズ系、株価出遅れ系、さらに思惑系も…さあ、チェック!!

東海運 (9380)が今日の注目銘柄!

安倍晋三首相は臨時閣議で、2013年度予算編成に関して、東日本大震災からの復興事業など3分野に予算を重点投入する方針を関係閣僚に指示したとのことです。
今後のセメントの需要増加と、セメントの運送需要拡大は必至です。
そこで、国土強靭化関連の穴株として、太平洋セメント系の同社に注目します。

同社は、セメント海上輸送のパイオニアで、物流事業、海運事業、不動産事業などを展開しています。

10月31日に発表した13年3月期第2四半期において、国際貨物輸送については、輸出は欧州政府債務危機の長期化や日本の最大輸出相手国である中国経済の減速等により貨物量の回復の足取りが重くなっていることなどが影響しました。一方、輸入に関しては、新興国での機械類生産増加や日本企業の海外進出に伴う逆輸入の増加等により、荷動きは堅調推移しています。

13年3月期通期連結業績は、営業収益は403.98億円(前期比、0.2%増)、営業利益は7.19億円(同、27.2%減)、経常利益は6.48億円(同、28.8%減)、当期純利益は3.68億円(同、4.7%減)の見込みで、1株当たり年間配当は5円(中間2円・期末3円)の予定です。
足元業績は苦戦中ですが、これはすでに株価に織り込み済みです。
PBRが0.53倍と資産面で割安なことや、新政権の政策期待を考慮すると、下値は堅く、上値余地は十分にあるとみています。

日足チャートをみると、26日の出来高をともなった株価急騰により、これまで撥ね返されていた200日移動平均線をブレイクしました。
強烈な抵抗線として機能していた同線を上抜けたことで、一気にチャート妙味が増しました。
週足ベースにおいては、上方に位置していた52週移動平均線(27日現在、229円)を上抜きました。27日終値は233円で、一目均衡表の基準線(同、218円)が転換線(同、221円)を上抜き、三役好転を達成しました。
現在は、中期的な上昇トレンド発生の序章で、今後は、テーマ性も手伝い、上昇スピードを加速させるとみています。

向後はるみ(HARUMI KOUGO)
黒岩アセットマネジメント

金融・経済を日々研究し、タイムリーな銘柄情報に定評がある。投信、先物、FXなど金融商品の仕組みにも詳しい。テクニカルアナリスト、ファイナンシャルプランナー。