人材紹介大手3社のインテリジェンス、ジェイエイシーリクルートメント、リクルートキャリアの4-9月期転職紹介人数(入社実績の速報値)が前年同期比116%の伸びとなったことが、一般社団法人日本人材紹介事業協会の集計で分かった。

 大手3社の転職紹介人数は合計で1万6999人となり、前年同期比116%となった。前年度4-9月期の同114%と比較すると伸び率は2ポイント上昇した。

 求人企業の業種別(首都圏)で最も伸び率が高かったのは前年同期比126%のコンシューマーだった。次いで、IT・通信の123%が続く。電機/機械/化学等製造は112%で引き続き伸びているが、前年同期の伸び率129%から17ポイント低下した。

 逆に伸び率が低かったのはメディカルの101%、前年同期の115%から14ポイントのマイナスとなった。求人の抑制が続いている金融は、前年同期の98%から一転上昇傾向となり、10ポイント改善して108%となった。

 求人地域を見ると、転職紹介人数の実績では、首都圏1万2088人、関西圏3065人、中部圏1362人、九州エリア233人、中国・四国エリア159人、北海道・東北エリア90人となっている。

 伸び率では、震災からの復興が始まりつつある東北地方を含む北海道・東北エリアが、紹介人数は少ないものの前年同期比139%の伸びとなっている。次いで、自動車産業を中心とする製造業が堅調な中部圏が131%と続いている。首都圏は、前年同期から2ポイント上昇の117%、関西圏は2ポイント低下し110%と前年並みだった。

 求職者の経験職種別では、IT・通信系技術者が3101人、123%の伸びで引き続き成長が持続している。管理・企画系職種も2019人、121%と続伸している。

 転職時の年齢別では、最も転職者数が多かったのは26〜30歳の7235人、次いで31〜35歳の4506人、25歳以下の2056人、36〜40歳の1924人、41歳以上の1278人となっている。専門性や経験が必要な求人が増えたことが背景にあるためか、36〜40歳で141%、41歳以上で122%と高年齢層の転職者数が高い伸びとなっている。

[人材採用・育成の人事専門誌「日本人材ニュースHRN」Vol.165(2012年11月20日発行)より一部抜粋して転載] ※記事の内容は掲載時点のものです。

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