二日酔いにも水分補給は欠かせない。写真はレモンなどを加えた「目覚まし水」

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忘年会シーズンまっただなか、SNSで「二日酔いなう」のつぶやきがあふれている。12月に入り、Twitter(ツイッター)とFacebook(フェイスブック)では多い日にはなんと1日当たり1万前後も「二日酔い」を訴える投稿があるほどだ(Yahoo!リアルタイム検索より)。

年末年始、飲酒の機会は多い。なんとか快適に乗り切れないものか。そのカギになるのが「水」だ。

ビール1リットル飲むと尿が1.1リットル出る

なぜ水が重要なのか。それは、アルコールが「脱水症状」を引き起こすおそれがあるためだ。アルコールには利尿作用があり、2006年の研究では、ビールを1リットル飲むと、約1.1リットルの尿が出るという数字が出ている。十分「飲んでる」つもりでも、その0.1リットル分、身体が「水不足」になってしまう。

この脱水症状は、問題の「二日酔い」の一因になる。二日酔いの朝はひどくのどが渇くが、これは身体が脱水症状を起こしている何よりの証拠だ。

防ぐにはどうすればいいか。有効なのが、お酒を飲みながら同時に水も飲むことだ。ウイスキーなどを飲むときの「チェイサー」の要領で、1度にコップ1杯程度をめどに水を摂取すると良いとされる。

栄養士・食事カウンセラーの笠井奈津子さんも、「お酒を飲むときにお水をいただくことで、肝臓に負担をかけず、二日酔いや翌朝の疲れも軽減されるというメリットもあります」とこの飲み方を推奨している。

「目覚まし水」には梅干し、蜂蜜、レモンを

それでも二日酔いになってしまったときは、いわゆる「目覚まし水」がおすすめだ。作り方は、水1リットルに梅干し1粒と蜂蜜大さじ1杯、そしてレモンを加えるだけ。水分吸収を促進するミネラルや二日酔い解消に役立つクエン酸が、朝のつらい気分をやわらげてくれるという。

前述の笠井さんによればお酒以外でも、冬は乾燥などの要因で意外と水分不足になりがちな季節だという。「普段から適度な水分補給を意識することが大切」と笠井さんは注意を促している。