漢方薬を飲んだことがある人は、7年前の2倍以上 - クラシエ漢方薬調査

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クラシエ薬品は12月6日・7日の2日間、全国の20代〜60代の男女560人を対象に「漢方薬」に関する意識調査を実施した。

まず「漢方薬を飲んだことはありますか?」と尋ねたところ、「飲んだことのある(毎日飲んでいる、ときどき飲む、飲んだことがある、以前は飲んでいたが今は飲んでいない、の合計)」と回答した人は、75%だった。

同社が7年前に行った調査では33%という結果で、今回は服用経験者が2倍以上になっていることが分かった。

次に、漢方薬を飲んだきっかけについて尋ねたところ、「医師の処方」が1位で35%。

2位は「興味があって、自分で調べて」で30%だった。

年代別に大きな差はなく、若年層が漢方薬に興味を持っているということが明らかとなった。

漢方薬に関するイメージについて聞くと、「身体にやさしそう」(60%)、「副作用がなさそう」(52.3%)、「体質から改善できそう」(37.1%)といったプラスイメージが上位3位を占めた。

一方、「長い期間、服用しなければならない」(30.4%)、「苦い、臭そう」(28.4%)というマイナスイメージは4位以下だった。

漢方薬に対するイメージが以前に比べ「良くなった」と答えた方は、全体の28.4%。

その理由の半数以上が、「実際に服用して」(52.8%)というものだった。

漢方薬を服用した症状は、「かぜ」がトップ(42.4%)、次いで「胃痛などの胃腸関連」(26.9%)、「花粉症、アレルギー症状」(14.8%)だった。

知っている漢方処方名を聞いたところ、トップは「葛根湯(かっこんとう)」で認知率は92.3%だった。

知名度を大きく上げたのは、こむらがえりや筋肉のけいれんなどの症状に用いられる「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」(27.7%)で、7年前に調査より16ポイントアップした。

その他の漢方薬の認知度は低く、花粉症やアレルギー性鼻炎の対処薬「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」も20.7%にとどまった。

しかし、ひとつも知らないと回答した人は6.6%で、7年前の結果(14%)と比較すると、漢方薬が徐々に浸透していることがうかがえる。

漢方薬に対する自由回答では、「西洋薬でカバーできないところを、漢方薬に頼るという方法で使ってみたい」、「最近は漢方薬を処方してくれる病院が多くなった」、「授乳中でも服用できるので助かる」、「以前は飲み難いものが多かったが、最近はかなり改善されていると思う」などの意見が寄せられた。