リーグ戦18試合で8ゴール。インテルで4シーズン目となったFWディエゴ・ミリートのここまでの総括は、いつものようにポジティブなものだ。インテルのそれは、もっと良いものにすることもできたかもしれない。ユヴェントス相手に勝利を収めてから、インテルはかすんでしまい、アンドレア・ストラマッチョーニ監督率いるチームは、首位ユヴェントスに勝ち点9差を付けられてしまった。

いずれにしても、ミリートは半分満足ととらえている。『スカイ・スポーツ』のインタビューで、同選手は次のように語った。

「ここまでの総括はポジティブなものだ。僕らは新しいチームだけど、すごく良くなっているところだよ。おそらく、期待以上にやれているだろう。もちろん、ユヴェントスは本当に強く進んでいるけどね…。でも、僕らは2013年に何かトロフィーを獲得したいと思っている。僕はインテルで幸せだ。ここでは自分が重要だと感じている。将来的にはアルゼンチンに戻りたいけど、今はこの瞬間を楽しんでいるよ」

ミリートはストラマッチョーニ監督との関係や、MFヴェスレイ・スナイデルについても言及している。

「ストラマッチョーニとはうまくやっている。正直な人だよ。就任してすぐ、僕らについて思っていたことを言ってくれた。確かに彼は若い。でも、インテルのようなチームを率いることができる人だと思う。スナイデル? 僕は彼とすごくうまくやっているんだ。彼のことが好きなんだよ。でも、クラブとの今後については、彼だけが決めることだ。僕らは彼に重圧をかけてはいけない」