ミラージュ、ノートなどエコカー補助金終了後も好調な”優等生カー”の魅力とは?

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トレンド総研は「自動車選び」の傾向を分析するために、12月7日〜11日にかけて、2012年に自動車(新車)を購入した20歳代〜60歳代の男女を対象にインターネットアンケートを実施した。

回答数は1,000人。

2012年に新車を購入した人に購入のきっかけを尋ねたところ、最も多かった回答は「エコカー補助金の期間だったから(63.1%)」だった。

購入の時期についても、エコカー補助金の新制度が発表された時期と重なる「3月(30.9%)」、「2月(20.5%)」が多く、補助金復活後、すぐに購入を考えはじめた人が多いようだ。

車を選ぶ際に重視した点について聞くと、「燃費のよさ(66.2%)」はもちろん、外観や車体の大きさ、運転のしやすさ、車内の広さ、価格の安さ、乗り心地など、様々な回答が寄せられた。

これらのバランスも重要なようで、「重視している項目がバランスよく満たされていることが決め手になったか?」という質問には、91.8%が「なった」と回答している。

また、「どれくらい長く乗り続けることができれば、理想の車だと言えるか?」と尋ねたところ、「10年以上」という回答が50.8%と圧倒的だった。

短いスパンで車を替えるよりも、長く1つの車に乗り続けたい人が多いようだ。

現在は車離れが進んでいると言われているが、一般財団法人 自動車検査登録情報協会(自検協)によると「登録車」と呼ばれる普通自動車と「軽自動車」の合計台数は、年々増加傾向にあるという。

特に2012年はエコカー補助金の延長により、自動車販売台数は大きく増加した。

補助金申請の受付は9月に終了したが、引き続き人気を集めている車は軽自動車やコンパクトカー。

この背景には、近年、燃費・性能・デザイン等に優れた軽自動車やコンパクトカーが多数登場していることが挙げられる。

実際に「2013年RJC カー オブ ザ イヤー」では、選出された6車種のうち5車種が軽自動車やコンパクトカーだった。

自動車評論家・まるも亜希子氏も、車両価格や燃費・使い勝手、滅税の恩恵も受けられる、など求めている要素をバランスよく備えたコンパクトカーや軽自動車を、消費者の志向にも合った「優等生カー」として評価している。

特に消費者のニーズをうまくとらえた車種として、「三菱ミラージュ」「日産ノート」「ホンダN BOX」を挙げている。

「ミラージュ」は、エコカー補助金終了の翌月、多くの車種が売り上げを落とす中、コンパクトカー販売台数(※)で3位にランクイン。

国内メーカー初の「最長10年10万km特別保証延長」の対象車で、長くひとつの車に乗り続けたいという消費者の意向にも合致している。

燃料消費率は、ガソリンエンジン登録車トップの27.2km/L(G/Mグレード JC08モード)。

「日産ノート」は、見た目はコンパクトだが、フル乗車してもベビーカーが余裕で積め、家族のファーストカーとしても最適。

燃料消費率は、25.2km/L(S DIG-S(2WD) JC08モード)。

軽自動車ながら、3人乗車しても自転車が積める広さの「ホンダN BOX」は、使い道が広がる優等生カーと言える。

燃料消費率は、22.2km/L(JC08モード)。

※メインコンパクトカー(全長4m未満、エンジン1〜1.3L)2012年10月販売台数順位