「Okoban」UIDコードタグ

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2012年も押し迫り、年末年始の海外旅行に出かける人もこれから増えてくる。例年、海外の空港でスーツケースを紛失して冷や汗――といったトラブルが結構起きているそうだ。どう対処すればいいのか。ネットで検索すると、「日本発」の遺失物取得連絡サービスが見つかった。

インターネットを利用した遺失物取得連絡サービス「Okoban」で、荷物の固有コードをオンライン上に登録しておけば、失くした荷物が発見された場合、所在地と引き取り方法がメールで通知される。アメリカ運輸保安局(TSA)が認可するスーツケースの鍵(TSA Lock)を開発したトラベルセントリー社(本社・米国)が提供しており、インターネットが繋がれば、世界中で利用できる。

サービス利用料は無料

このサービスは日本で開発され、日本の「交番」が名前の由来となっている。交番に敬意を表する意味を込めて「お」を付け「Okoban」という名前になったそうだ。同社によると、日本では落し物を持ち主の元に戻そうとする文化があり、落し物を届ける過程で要となるのが交番だ。「Okoban」はこれに倣って、オンラインでグローバルな「交番」システムになることを掲げ、荷物の持ち主と拾得者を仲介している。

サービスの利用方法は「Okoban」対象のタグなどの製品を購入し、タグに書かれている「Okoban UID (個別識別) コード」をサイトのアカウント作成後に入力するだけ。荷物の追加情報として、写真をアップロードしたり、シリアル番号などを入れたりすることもできる。世界350社以上の航空会社と手荷物地上取扱会社が参加している自動手荷物探索システムWorldTracerともリンクしており、航空会社がUIDを入力をすれば、荷物の発見者が「Okoban」サイトにタグのUIDコードを入力するのと同様に、瞬時にメールなどで通知が送られる仕組みだ。

年会費や登録料などかからず利用は無料。サービスは2009年6月から始まった。