ファッションの可能性を読み解く「相対性コム デ ギャルソン論」発売

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 フィルム&アートの専門出版社フィルムアート社が、「相対性コム デ ギャルソン論 - なぜ私たちはコム デ ギャルソンを語るのか - 」を刊行した。「ファッションは語りはじめた - 現代日本のファッション批評 -」の第2弾として制作。元「ハイファッション・オンライン」のチーフエディターで現在はフリーとして活動する西谷真理子氏をはじめ、デザイナーや建築家、文化社会学者、アートプロデューサーらが「COMME des GARÇONS」に迫ることで、ファッションがもつ無限の可能性を読み解く。

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 「相対性コム デ ギャルソン論 - なぜ私たちはコム デ ギャルソンを語るのか - 」では、建築、哲学、アート、デザイン、都市論、メディア論、社会学など、「ファッション」という分野にはとどまらず、さまざまなアプローチで「COMME des GARÇONS」を論じている。東京都現代美術館チーフキュレーター長谷川祐子、クラブキング代表桑原茂一、建築家藤原徹平、「ANREALAGE(アンリアレイジ)」デザイナー森永邦彦らが執筆。本書は、「COMME des GARÇONS」とは何か?を考える「輪郭的問題提起的」、「COMME des GARÇONS」の先を読む「思考実験的」など5つのチャプターで構成。本誌に掲載されたストリート写真は、「FRUiTS」「TUNE」「STREET」から掲載されている。

 本書では1981年にパリ進出以来、世界のファッションをはじめ、クリエイション全般に大きなインパクトを与え続けているとして「COMME des GARÇONS」を読み解く理由を解説。出版元のフィルムアート社は「もともと『ファッションは語りはじめた - 現代日本のファッション批評 -』が好評で第二弾をということで企画された。複数の人間が様々な角度から特定のブランドを批評した本は珍しく、ファッション関係者はもとより、アートや建築関係者からの反応がいいと書店から聞いています」と話している。

■相対性コム デ ギャルソン論 - なぜ私たちはコム デ ギャルソンを語るのか -
定価: 2,600円
執筆者一覧(50音順);
浅子佳英(インテリアデザイナー、建築家)、井伊あかり(服飾文化論/表象文化論、ファッションエディター/ファッションライター)、五十嵐太郎(建築史/建築批評)、井上雅人(歴史社会学/デザイン史)、入江徹(建築家)、小澤京子(建築・都市表象、ファッション批評)、菊田琢也(ファッション研究/消費文化論、メディア論)、木ノ下智恵子(アートプロデューサー)、工藤雅人(文化社会学/ファッション論)、桑原茂一(選曲家/クラブキング代表)、坂牛卓(建築家)、千葉雅也(哲学・表象文化論研究、批評家)、永江朗(ライター/編集者)、成実弘至(文化社会学)、西谷真理子(編集者)、長谷川祐子(東京都現代美術館チーフキュレーター)、平芳裕子(ファッション文化論、表象文化論)、藤原徹平(建築家)、本間直樹(コミュニケーション論、臨床哲学)、松田達(建築家)、森永邦彦(ANREALAGEデザイナー)、柳本浩市(デザイン、プロデュース/Glyph.代表)