日本人はなぜ、クリスマスイブを恋人と過ごすのか?
毎年繰り広げられるこのお題。暗黙のうちに「イブは恋人とラブラブ」なんてルールが幅を利かせています。この謎を探るべく、教えて!gooで調べてみました。

なぜ日本人はクリスマスイブを恋人と過ごすのか?

質問者のduffyduffyvさんは、意中の人(?)をパーティに誘ったところ「日本人はなぜクリスマスイブを恋人と過ごすのか?仏教徒なのになぜクリスチャンのお祝いするのか?家族ではなく恋人と過ごすのか?」と尋問され、さらには「24日にこだわる訳がわからない」と追い打ちをかけられてしまいました。

ところが、相手は「論破できたらパーティしてもいい!」と言っているのだとか。「そんな面倒な人…」と一蹴したい気持ちを抑え、回答をご紹介します。

■恋人がサンタクロース?

「日本古来の宗教は神道です。つまり八百万神々の宗教です。釈迦もキリストも、沢山いる神々のひとつに過ぎません。だからお祝いしても、矛盾しません」(hekiyuさん)

「ポイントは『西洋っぽさ』であって、『本場のクリスマスに習う』ことに別にこだわらなくてもいいのです。『西洋っぽさ』は日本人にとって非現実っぽさであり、(中略)…『祭り』の醍醐味と合致します」(gldfishさん)

回答者の個人的な見解ですが、「祭り」とは言い得て妙な気がします。

「ユーミンの『恋人がサンタクロース』以来恋人と過ごす日になりました。世の中は豊かになり、(中略)…目をつけたホテルがクリスマスのプランをぶち上げだした。(中略)…恋人と過ごす日と思うようになったのは自然な流れです」(IDii24さん)

Wikipediaによると、クリスマスが全国的に広まったのは、1900年にクリスマス商戦が仕掛けられてからのようです。イブのパーティについても、古くは明治時代に記録されており、異性と過ごす習慣も昭和初期にはすでに一般的となっていたのだとか。とは言え、毎年この時期に流れるユーミンの歌も、恋人と過ごすクリスマスを印象づけるのに一役買ったと言えそうです。

■ただのツンデレでは…

筆者は、質問者のお相手にツンデレ疑惑を抱きました。その場合は、次の回答が正解なのかもしれません。

「理論的には確かに矛盾しているけれど、自分にとってクリスマスイブというのが、幼いころから家族と楽しく過ごしたり友達と楽しんだりした、非常に大切な日だから、その大切な日をあなたと過ごしたい。というのではダメでしょうか」(alienabiliさん)

この質問には明確な理由を提示できた方はいなかったものの、

「(日本で広まった理由は)やっぱり冬至の祭りだったからだと思います。四季があり冬もそこそこ寒い日本では、冬至の喜びというのが(中略)…しっくりきたのだと思います」

という見解も寄せられています。

教会暦では、日没(24日の夕刻)からがクリスマスなのだそうです。回答のとおり「太陽の再生を祝う冬至のお祭り」説も。和をもって尊しとなす日本では“四季を感じる恒例行事”と位置付けても良いのではないでしょうか。他国の文化にも寛容な国と言うことで…。

質問者が論破してイブを楽しく過ごせるかはさておき、最後にサミシマス連合を代表して「ノロケやがって、この野郎」の言葉で締めくくりたいと思います。

入江ねこ(Irie Neco)