世界七大陸最高峰って知ってる?



みなさんは「世界七大陸最高峰」って知っていますか? 世界七大陸最高峰とは、地球上にある7つの大陸それぞれで、最も標高が高い山のことを指します。今回は、世界の登山家があこがれる世界七大陸最高峰の山々を、登る難易度やざっくりとした登山にかかる費用などと合わせて紹介します。







●アジア大陸

エベレスト(ネパール・中華人民共和国 標高8,848メートル)



チベット語でチョモランマとも呼ばれている、世界で一番有名な、世界で一番高い山です。1953年にイギリスのエドモンド・ヒラリーとシェルパのテンジン・ノルゲイのふたりが初登頂を果たし、以後さまざまな登山家が登頂に挑戦し、成功と失敗を繰り返しています。



現在は、ノーマルルートと呼ばれるエベレストの登山ルートの中では比較的難易度の低いコースが確立され、登山歴の浅い人でも挑戦できたりします。そのせいか、このノーマルルートはよく渋滞しているそうです。エベレストに登るには、最低でも約200万円の登山料をネパール政府に払わないといけません。



●ヨーロッパ大陸

エルブルス山(ロシア連邦 標高5,642メートル)



ロシアにあるコーカサス山脈の最高峰がこのエルブルス山です。頂上が2つあり、西側が5,642メートル、東側が5,621メートルとなっています。3,900メートル地点までケーブルカーで登ることができ、また宿泊施設もあるため、毎年多くの登山者が訪れています。



ちなみに日本からの登山ツアーが組まれていて、費用はだいたい50万円〜80万円。案外安かったりします。ちなみに、ヨーロッパ最高峰はフランスとイタリアの国境にあるモンブランだとする声もあります。



●北アメリカ大陸

マッキンリー(アメリカ合衆国 標高6,194メートル)



アメリカ合衆国アラスカ山脈の最高峰。標高自体はエベレストよりも2,000メートルも低いのですが、比高(垂直方向の長さ)はエベレストが3,700メートルなのに比べ、マッキンリーは5,500メートルと段違いに高いのです。



さらに極寒の山としても有名で、登山家の中では、難易度はエベレストよりもマッキンリーの方が高い、と語る人も多くいます。あの植村直己さんが二回目の登頂の下山時に消息を絶った山でもあります。ちなみに登山するための費用は、登山コースによりますが、ざっくりと計算して約100万円あれば大丈夫でしょう。



現地ガイドは安ければ30万円ほどです。



●南アメリカ大陸

アコンカグア(アルゼンチン 標高6,959メートル)



アンデス山脈にある南米で一番高い山がこのアコンカグアです。最近では、テレビ番組の企画でタレントのイモトアヤコさんが挑戦し、悪天候のために途中で断念していましたね。七大陸最高峰の中では難易度の低い山との意見もあったりしますが、ルート次第ではエベレストに次ぐ難易度とされています。



ちなみに登るにはツアーだと約80万円、個人で登りたい場合は50万円もかかりません。



●アフリカ大陸

キリマンジャロ(タンザニア 標高5,895メートル)



コーヒーの銘柄としても有名なアフリカで一番高い山。独立峰という山脈に属していない山の中では世界で一番の標高です。キリマンジャロの登頂は難易度が低く、登山の経験が豊富でなくても、高山病に気をつければ山頂まで登りきることができます。



そのため、世界各国から多くの登山客が訪れています。入山料は日本円で約2万円とかなりリーズナブル。



●オーストラリア大陸

コジオスコ(オーストラリア 標高2,228メートル)



オーストラリア大陸の最高峰。コジオスコ国立公園の中心にある山で、七大陸最高峰の中でも特に登山の難易度が低いことでも有名。ルートは2つあり、そのうち1つは歩いて10キロほどで山頂に到達します。かつては山頂まで車で行くこともできたそうです。



登頂費用は1泊2日のツアーで約20万円ほどと大変リーズナブル。観光ついでにぜひどうぞ。



●南極大陸

ヴィンソン・マシフ(南極半島付近 標高4,892メートル)



南極大陸の最高峰がこのヴィンソン・マシフ。山自体は雪山登山に慣れている人にとってはそこまで難易度の高い山ではありませんが、南極の天候が不安定なため、悪天候になると近づくこともできません。ほかの山以上に、天候に対する運が必要な山と言えます。



登山するための費用は、容易に南極大陸に行くことができない上に、許可申請も難易度が高いため、かなり難しいでしょう。かつて登山ツアーが組まれた際は、一人400万円以上必要だったと聞きます。





エベレストやマッキンリー、アコンカグアなどは登山の経験が豊富な方でも厳しかったりしますが、オーストラリアのコジオスコなどの比較的難易度の低い山は観光ついでに挑戦してみるのもいい思い出になるかもしれません。



「七大陸最高峰のうちひとつを制覇した!」と言えば、自慢になるかもしれませんよ?



(貫井康徳@dcp)